昨日はカルチャー講座に行った。
宮沢賢治の『氷河鼠の毛皮』。氷河鼠ってどんな動物かよくわかりませんが、毛皮は役に立つらしい。
寒い時期の寒い話。岩手は寒いところ。冷害もたびたび起こって農民を苦しめた。賢治自身は古着商を営む家に生まれ裕福な生活を送れたが、岩手農林学校に進学して農業を学んだ。熱心な法華経の信者で上京し、宗教活動をしようとしたが、「あなたは実際活動より創作活動の方が向いている」と言われ、心の通いあった妹のトシの病気もあって岩手に帰る。農林学校の教師をしたり、農民に農業技術を教えたり、創作活動に入ったのは晩年、と言っても30代後半になってから。それがよかったのだろう。賢治の作品は今も人々の心を惹きつけている。
私はアフガニスタンで灌漑技術を指導し、みずから重機を操作した中村哲さんの生き方と重ね合わせた。
『東京マガジン』。
諏訪の元消防士登場。焼き餃子のパフォーマンスを見せてくれた。さすが元消防士、見事に炎を上げて見せたが、「良い子はまねをしないで」ということだった。
続けて『そこまで委員会』。日本人の秩序を守り、清潔好きを外国の人が評価するコンセプトだったが、その日本人が過去に他国(中国、朝鮮、東南アジア)を侵略して残虐の限りを尽くしたのはなぜなんでしょうね。戦争がいけない、人を殺して人間が変わってしまい野生動物と同じになってしまう。
かつての戦争は物資は現地調達、住民の食料を奪って生き延びる。「戦争の邪道」です。この食料や武器調達を現地任せにした日本の軍隊は今からでもその道筋をたどり、その愚劣、醜悪を明らかにしないとまた同じ思想に染められてしまう。
日本人は同調しやすく染まりやすい国民性を持っている。
宮沢賢治の『氷河鼠の毛皮』。氷河鼠ってどんな動物かよくわかりませんが、毛皮は役に立つらしい。
寒い時期の寒い話。岩手は寒いところ。冷害もたびたび起こって農民を苦しめた。賢治自身は古着商を営む家に生まれ裕福な生活を送れたが、岩手農林学校に進学して農業を学んだ。熱心な法華経の信者で上京し、宗教活動をしようとしたが、「あなたは実際活動より創作活動の方が向いている」と言われ、心の通いあった妹のトシの病気もあって岩手に帰る。農林学校の教師をしたり、農民に農業技術を教えたり、創作活動に入ったのは晩年、と言っても30代後半になってから。それがよかったのだろう。賢治の作品は今も人々の心を惹きつけている。
私はアフガニスタンで灌漑技術を指導し、みずから重機を操作した中村哲さんの生き方と重ね合わせた。
『東京マガジン』。
諏訪の元消防士登場。焼き餃子のパフォーマンスを見せてくれた。さすが元消防士、見事に炎を上げて見せたが、「良い子はまねをしないで」ということだった。
続けて『そこまで委員会』。日本人の秩序を守り、清潔好きを外国の人が評価するコンセプトだったが、その日本人が過去に他国(中国、朝鮮、東南アジア)を侵略して残虐の限りを尽くしたのはなぜなんでしょうね。戦争がいけない、人を殺して人間が変わってしまい野生動物と同じになってしまう。
かつての戦争は物資は現地調達、住民の食料を奪って生き延びる。「戦争の邪道」です。この食料や武器調達を現地任せにした日本の軍隊は今からでもその道筋をたどり、その愚劣、醜悪を明らかにしないとまた同じ思想に染められてしまう。
日本人は同調しやすく染まりやすい国民性を持っている。