木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

長州閥政治の終わりで真の民主政治を

2025年02月25日 | Weblog

熊本「菊池事件」再審を。広がる運動(赤旗日曜版2月23日付け)

無実なのに死刑を執行された事件として福岡の「飯塚事件」は知っていたが、この熊本の事例は知らなかった。
熊本県で1951年に起きたダイナマイト爆破事件と翌52年の殺人事件で容疑者として逮捕された男性がハンセン病患者であることを理由に隔離施設に設置された療養所内の特別法廷で裁かれ、十分な弁護を受けることなく、繰り返し再審請求を訴えるも62年、3度目の再審請求棄却の翌日死刑が執行された。なぜこのようなことが戦後まもないとはいえ、民主主義社会でまかり通ってきたのか。私はここに何度も言うように官僚社会が何ら変わることなく戦後を貫き通してきたことがあると思う。議員は選挙で変えることもできるが、政府を支える役人は変わることなく「官の論理」を貫いてきたことがある。ここにも真実に迫ることに不都合な事実が隠されているのではと感じる。
日本はようやく自民党の一党独裁的政治運営に終わりが見えてきた。ヨーロッパ諸国は多党連立で政治運営がなされている。日本もそうするしかない。何度も言うように明治維新以来の長州閥は終わった。私たち国民が次の市民政治を構築する時代になった。心したいものである。

 

 

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