正義の二原理
第一原理(平等な自由の原理)
「各人は、基本的自由に対する平等の権利を持つべきである。その基本的自由は、他の人々の同様な自由と両立しうる限りにおいて、最大限広範囲にわたる自由でなければならない。」
第二原理
「社会的・経済的不平等は、次のニ条件を満たすものでなくてはならない。
(1)それらの不平等が全員の利益になると無理なく予期しうること。
(2)それらの不平等が全員に開かれている地位や職務に付随するものでしかないこと。」
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とりあえず、ロールズのこれらの原理、それに「無知のヴェール」は、非常に単純でわかりやすいと思うし、日本にぴったりだろ思うんだけれども、どうなんでしょうね。
次回から、何回かにわけて、ちょっと書こうかなと思っているわけです。
途中でちがうのも入ります。
というのも、上の(ロールズが言っている)ようなことって、日本で普通に生きていたぼくのような人間には特に違和感はないように思って来たんだけど(要するに他の人も似たような感覚であろうと思っていたということ)、どうもそうでもないのかな、と最近は思っているわけです。
いや、ぼく自身ロールズの著作は読んでないし、上の原理について知ってるかどうかは特に問題ではないんだけど、普通に、子供の時から、テレビ見たり学校行ったり、本(漫画)読んだりしているうちに、だいたいなんとなく身につくものというのがあって、そういうものに上記のようなことがらは含まれるように思っていたのです。
しかし、例えば小泉改革(?)だとか安倍っちとその支持者であるとか、あるいは掲示板でのいろいろな人の発言であるとか、見ていると、ちょっと違うようだと感じるわけで、そのようなことです。
要するに、何から書いたら良いか、まとまっていないので、こういうことを書いているわけですが。ぶひひ
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