Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
Martian Official Weblog



普通に考えて、1回の分量が多いと思われるので、少し減らします。
今日はニジンスキーの映像を見つけたので、びしびし行きます。
Prix de l'Arc de Triomphe
以前、凱旋門賞の話をしたときに↑書いてるので、だいたい省略。

2000 Guineas Stakes 1970 - Nijinsky
2000ギニーであります。まず、英国1冠目。なんだか良くわかんないけど、勝ったのがニジンスキーだということがわかります。2着はイエローゴッドのようです。
とりあえず、これで7連勝。

Epsom Derby 1970 - Nijinsky
ダービーであります。英国2冠目&欧州1冠目。2着はジル。
このあとアイリッシュダービーに勝って9連勝。

King George 1970 - Nijinsky
キングジョージであります。欧州2冠目。これで10連勝。実況は何をいってるかほとんどわかんないけど、ニジンスキーってのとレスター・ピゴット(騎手)といってるのはわかります。わら
このあと、病気になります。

英国三冠がかかるセント・レジャーはほんとはでたくなかったのであります。長くて疲れるし、権威は落ちてました。凱旋門賞とれば欧州三冠です。病気もしたし、休みたいところですが、いろいろな思惑があります。
ドン・カスター競馬場では、セント・レジャーが盛り上がったほうがいいのです。ファンも35年ぶりの英国三冠馬を見たいのでありました。
St Leger 1970 - Nijinsky
セント・レジャーであります。これで英国三冠達成。11連勝。しかし、かなり疲れたのであります。

結局、凱旋門賞は直線でよれて2着になります。しくしく。
しかし、この馬はまったく悲劇の名馬ではありません。
なにしろ、取引価格が当時の(カナダで)史上最高額。飛びぬけた競走馬としての成績。そしてこれまた飛びぬけた種牡馬としての成績。

凱旋門賞のは映像がないので、かわりに
Prix de l'Arc de Triomphe - DancingBrave
ダンシング・ブレーブの末脚でもどうぞ。すごいんですが、メンバーもすごいです。
かなりの実力馬がにも入れません。3着のトリプティクって、すごいんです。
日本に来たときの映像。
Fuji Stakes
とんでもないです。
こんなのをあの位置から差しきるのは異常です。

ブログランキング・にほんブログ村へ

トラコミュ
名馬紹介、名馬の想い出


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




続きです。(すっかりうたたねしてしまった。真夜中の部のはずが明け方の部になってもうた・・)
前回のMaria Geninさんがどのぐらい将来有望かということは、ぼくにはわかりません。
そんな耳はぼくにはないので。。。
しかし、かなりなものだとは思うわけです。
そのMaria Geninさんの映像の横に「関連映像」として出ていたものに、ある日本の女の子の映像があったのでした。(音が小さいのでご注意くださいませ)
F.Chopin - Nocturne No.20 - Aimi Kobayashi
なんだろ、この子は。曲の難易度は高くないですが、異常な表現力。タッチが大人の世界ですよね。
鍵盤をたたいているという感じではないです。まあ、ジェスチャーがかなり大きいんですが。
一応、ご存じない方もいらっしゃると思うので、曲の解説をしておくと
ショパンのノクターンの20番、遺作(作品番号がないやつ)となっています。戦場のピアニストで一気に知られるようになった曲です。
ええと、ノクターンの遺作は3つありまして(19~21)、その区別をつけるために、
lent con gran espressione
このようにですね、楽譜の最初の指示そのままに「レントコングランエスプレッショーネ」と呼ばれてます。
初めてきいたときに「???」と思ったのですが、ピアノ協奏曲の2番とそっくりな部分がずいぶんあるんですよね。
F.Chopin - Piano Concerto No.2 N.Freire 5/6
(これは第3楽章ですが。)なんでかなあ、と思ったら、どうやら姉のために書かれたということのようです。このピアノ協奏曲の練習のために。

F.Chopin - Impromptu No.1 - Aimi Kobayashi
即興曲第1番でっす。しかし、ここで疑問が。この表現力、すごいと感じるのはショパンのこういう曲だからではないか、と他の人の曲を演奏したものを聴いてみましょう。
C.Debussy - Arabesque No. 2 - Aimi Kobayashi
ドビュッシーのアラベスク2番でし。う~ん、ちょと鍵盤をたたいているような感じはしますね。
C.Debussy - Arabesque No. 2 - W.Gieseking
ギーゼキング相手というのはちょと気の毒でしょうか。テンポも違うし、録音状態もかなり悪いので比較は難しいですが(ていうか比べるなよ)、鍵盤をたたいているのではなく、そこで音楽が作られているという感じですね。
しかし、
W.A.Mozart - P Concerto No.26 - Aimi Kobayashi
貫禄十分だ。やはり恐るべし、であります。
ううん、将来どうなるのだろう。いろいろ考えちゃいますね。

さて、もうひとり。
W.A.Mozart - P Sonata No.15 - Yujia Wang
女の子ですね。非常にきっちりと弾いてますがこの曲は「ソナチネ」レベルなので、このぐらいなら弾けそうな子は世界にはかなりいるかも知れないです。
(名前の表記ですが、Yujia WangあるいはYuja Wangとなっています。)
Mozart-Volodos - P.S. No.11 mov.3 - Yujia Wang
曲は超絶技巧ピアニストのVolodosさんが、編曲した「トル行」です。(「とるこう」と発音するように)
こんなことになってます。さらに、
Bizet-Horowitz - carmen Fantasie - Yujia Wang A
こんなん。(これはウォーミングアップかも)
実は、このあたりの映像はちょと古くて、この人、すでに20歳なのです。
F.Chopin - Waltz No.7 - Yujia Wang
すっかりきれいなお姉さまであります。^^
Bizet-Horowitz - carmen Fantasie - Yujia Wang B
完成度が高いです。恐るべき子供たちがみなこうなると良いですが。。。
さて、この曲はホロヴィッツの編曲なので、本家本元のもどうぞ。
Bizet-Horowitz - carmen Fantasie - V. Horowitz
カーネギーホールですね。非常に充実していたころですね。

んで、締めも同じ人。恐るべき大人だったホロヴィッツさんの晩年の演奏です。
R.Schumann - Traumerei - V. Horowitz
上のカーネギーホールのリサイタルでも同じ曲を弾いてますが、断然こっちのほうがいいです。
子供の情景なんですけど、晩年の演奏がすばらしいわけですね。^^

にほんブログ村 クラシックブログへ

トラコミュYOU TUBEで音楽を3倍楽しもう


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )