3回シリーズのつもりだったんだけど、分量的に無理がありますね。
4回ぐらいで行きます。
さて、場面はかわりまして、ここはサリエリの家。宮廷作曲家ですから贅沢な生活を送っております。
コンスタンツェが、旦那の就職口のことでサリエリに相談にまいりました。
サリエリは「ヴィーナスの乳房」なんてお菓子をすすめます。
それはともかく、コンスタンツェ、サリエリにモーツァルトの楽譜を見せます。
これがこの場面のメイン。サリエリが楽譜をめくるたび、モーツァルトの名曲が次々と流れていきます。
W.A.Mozart - Concerto for Flute & Harp, K299 mov.2
フルートとハープのための協奏曲。ハープが良くきこえているのにしました。
ちょっとジャズィな録音になってます。(ようするに近いんです。)
なので、音が溶けてない感じですが、ハープ音重視ということで。
美しい曲の見本みたいなもんですから。
W.A.Mozart - Symphony No.29 mov.1
交響曲第29番です。かなり有名な曲のはずですが、意外に一流オケの映像がないです。
これはアルへリッチの財団か何かのオケなんでしょうか。で、なかなか鋭いです。
W.A.Mozart - Concerto for Two Pianos K.365 mov.3
W.A.Mozart - Concerto for Two Pianos K.365 mov.3
2台のピアノのための協奏曲です。捨てがたいので二つ入れました。一つはハスキルさんとゲーザ・アンダさん。もう一つはアシュケナージ&バレンボイム。若~い。(わら
映画の場面に出てくる部分は、どちらも2分22秒前後から。
つづいて、
W.A.Mozart - Sinfonia Concertante K. 364 mov.1
協奏交響曲K.364です。協奏交響曲ってのは、簡単に言うとドッペル(あるいはトリプル)コンチェルトってとこなわけですね。
これの場合は、ヴァイオリンとヴィオラが独奏楽器です。この演奏ではスターンとズーカーマンがやってます。
映画に出てくる部分は、4分54秒から。
W.A.Mozart - Mass in C minor soprano solo
再び、ミサ曲(K.427)です。ソプラノのソロの部分。映画に出てくるところは3分40秒ぐらいから。
んで、ここでサリエリが楽譜をバサバサと落とすのでした。
さて、場面は変わりまして、モーツァルトが酒を飲みながらウィーンの街中を歩いております。どうやら帰宅途中のようですが、ウィーンの町の風景を写しながら流れる曲がこれ。
W.A.Mozart - Piano Concerto No.15 mov.3
ピアノ協奏曲第15番(第3楽章)であります。明るくて楽しい曲ですね。わたくしごとですが、以前は天気の良い日にそとを歩く時は、たいていこの曲が頭のなかで響いてました。完全にこの曲の(映画に出てきた)この部分のリズムで歩いてました。
さあ、家に帰りますとドアの前に黒い人影が・・・。ちゃーーー、ちゃーーーー
W.A.Mozart - Don Giovanni "commendatore scene"
(例によって、最初の2音だけですが。)
父レオポルトが来ていたのであります。
散らかりまくりの家にはいさせられないと、外に出かけます。
仮面パーティみたいなことをやってる場所に行くわけですが、そこにいく途中と仮面を選ぶ時の音楽が
W.A.Mozart - Abduction From the seraglio
「後宮からの誘拐」より「偉大な太守を歌で迎えよう」であります。(これは探すのが大変ですた)
そして、実際にそのパーティーでゲームをやっている時の曲ですが、これは見当たりませんでした。。。すまそ
一応、「わたしは皇帝になりたいな」(K.539)という曲です。
ええ、さて、そのゲームの中でモーツァルトが罰ゲーム(必死にペナルティって言ってますね)を食らったときに鍵盤を演奏しますね。
で、バッハ風とか逆さ演奏とかサリエリ風とかやりますが、その曲がこれ。
W.A.Mozart - Vivat Bacchus
これも、「後宮からの誘拐」からの曲で「讃えよ、バッカス」(Vivat Bacchus)であります。ビバ、バッカスって、要するに
「酒が飲める 酒が飲める 酒が飲めるぞ~♪」ってことだろ!
ま、いつの時代も人間というものはたいして変わりはしないのであった。。。
さて、サリエリがバカにされてプリプリしたところで、場面は変わって
ビリヤード台の上で曲を作っているときの音楽は、「フィガロの結婚」のエンディング「ああ、これで一同みな満足」という曲ですが、これはあとから本格的に出てくるのでここではパス。
んで、メイドが来るんですね。実はサリエリのまわし者(所謂、スパイ)なわけですが、そんなときに野外コンサートを開きます。
W.A.Mozart - Piano concerto no. 22 mov.3
ピアノ協奏曲第22番(第3楽章)であります。15番と似た感じですが、じつは(第3楽章の)途中で大幅に曲想が変わります。
テンポがゆるくなるんですね、ちょうどコンチェルトの第2楽章みたいに。不思議な曲です。最後は元に戻りますが。
さて、スパイによってモーツァルトがフィガロを書いていることがわかったわけですが、このあとサリエリはどうするのであろうか・・
次回を待て。。。(←何か勘違いしてます)
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