一応、「ロールズとか」シリーズのその3です。
「無知のヴェール」に蔽われた状態で、社会について考えるとどこがいいかっていうのは、(こんなこと「今更」言わなくてもいいような気がしないでもないけど)自分に都合が良くなるように考えることが出来ないっていうことですね。
必然的に公平な発想になるわけでつね。サラリーマンにとって最悪の社会なんてのを考えて、自分がサラリーマンになったらたまらんし、弁護士にとっては天国のような社会を考えたって、弁護士になれなきゃしょうがない、ということになれば、どのような立場に立っても不当に粗末な扱いを受けたり不必要な恩恵に与ったりしないような仕組みを考えようとするでしょう。
現実の問題として「無知のヴェール」は有り得ないけれども、想像力を働かせて公平にものを見るようにする、これがとても大事でつね。(まあ、当たり前っすよね)
といっても、議員の多くが各団体の利益代表ではこんなこといくら書いても仕方ないんですけどね。
せめてぼくら一般市民は、公平に考えたいものですねえ。(←ほぼ棒読み)
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では、今日の名曲の時間です。
Schubert Arpeggione Sonata D821 mov.3
シューベルトのアルぺジョーネソナタ 第3楽章です。
ロストロポーヴィッチのチェロ、ベンジャミン・ブリテンのピアノです。(渋い)
Stevie Wonder - Superstition
もうひとつは、スティービー・ワンダーの「迷信」です。
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