ええとですね、日本公認会計士会より会員2名に対して処分が下されました。
権利の停止6ヶ月など。
この2名の方たちは、赤坂さんと吉野さん。
監査法人ウイングパートナーズの中心人物ですね。
該当する事案は3年前の話なんですが、これはかなり意味が大きいですよ。
この監査法人の顧客を wikipediaから拾ってきました。(以下)
クライアント(上場)
2008年11月19日現在。なお、日付はIRの日を示している。
メディアエクスチェンジ
オープンインタフェース
デザインエクスチェンジ
シコー技研
クロニクル
ニューディール(2007/11/8)
ゼンテック・テクノロジー・ジャパン(2007/11/12追加選任)
ECI(旧エフェクター細胞研究所)(2007/11/28)
NowLoading(2007/12/13)
モック(2008/2/8)
クオンツ(2008/2/15)
NFKホールディングス(2008/3/27)
ジェイオーグループホールディングス(2008/5/22)
オー・エイチ・ティー(2008/6/30)
ゼクス(2008/9/2)
総和地所(2008/9/12)
NESTAGE(2008/10/2)
サハダイヤモンド(2008/11/18)
ランド(2008/11/19)
リンク・ワン(2008/12/3)
クライアント(非上場)
サンライズ・テクノロジー(2007/06/25上場廃止)
オーベン(2008/4/19上場廃止)
ティエムシー(旧ペイントハウス)
過去クライアントだった上場企業
アーティストハウスホールディングス
カーチス(旧ソリッドグループホールディングス)
*******************
ということです。
そうそうたるメンバーですね。
処分の事案についてはこの監査法人が出来る前のことなんですが、こういうことをしたので前のところから脱退して、新しい法人をつくったのでしょうかね。
この処分によって、ウイングパートナーズ自体が監査できないということはないと思いますが、影響はあるでしょう。
他も含めて監査法人は安易に適正意見を表明できなくなるということが考えられますね。
そいで、監査法人が意見を表明しないということは、その会社はそのままではさようなら、なわけです。
上記の会社で最近になって換算法人を変えたところが多いですね。
ようするに他の監査法人では適正意見をもらえないので、換算法人を変えたところが多いわけです。
「ウイングパートナーズなら何とかしてくれる」ってことでしょうね。
「その何とかしてくれる」中心の二人が監査できないということは、これらの会社はどうなるんでしょうかね。
ちょっとわくわく。
トラコミュ 株ってどうなの!?
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