St. Vincent特集

なのですが
先にクランベリーズ。ボーカルのドロレス・オリオーダンさんが亡くなったそうで。
The Cranberries - Zombie
しかし、さすがアイルランドというべきか。
これだけ政治的なメッセージの強い曲がこんなにも人気になる。
あなたの頭の中の "Zombie" は明確に「無関心」のことですね。
東○紀はもちろんこういう曲は聴かないよね。


St. Vincent ってアニー・クラークさんという人（ソロ）なんですが、２００６年ぐらいからソロで活動していて、動画があるのはだいたい２００９年ごろからですね。
チャンネル見たらゆーちゅーぶに本人が登録したのが２００９年。
だいたい２０１１年ぐらいまでは、素朴（とは言い難いけれども。）にやっていて、主に１人でギター弾きながら歌うと。
ギターの人です。
といっても、結構変わった曲はやってますけど。
St. Vincent - Full Concert - 02/27/09
0:17:12 - Marry Me とか 0:39:17 - Marrow とか１人でいろいろしてます。大変そうだ。
それが１２年にデビッド・バーンと一緒にアルバム作って、１３年はデビッド・バーンとライブやったりして、その年の後半は髪を灰色に。
その灰色（髪）時代を懐かしむ人は結構多いようです。
この前リンクしたライブ、
St. Vincent - Album De La Semaine
１４年のライブなんですね。当時はだいたいこんな感じでライブしていたようで。
これはフランスのCanal+ というテレビのライブですけど、これはやっぱり優れものですね。
一緒に演奏している人たちは一応バックバンドということのようですが、この人たちもなかなかで。
しばらくライブはこの形態でした。（ごく最近はバックの人が姿を見せないのでわからない）
男性２人（ドラムとキーボード専門）は、だいたい後ろの方で地味にやってますね。
ベース兼キーボードの女性はToko Yasudaさんといって、Enon というバンドもやってます。
時々合わせて踊りますけど。

ところで、「アニー・クラーク」で検索すると
St. Vincent - Album De La Semaine
トップに出て来るのがこれなんですけど。
なぜか、これが随分と騒がれているんですね。
んで、こういうのがあるので
DVF Fall '14 Collection
Diane Von Furstenberg　というデザイナーのショーの音楽を担当したんですね。その場の演奏で。
BGMの担当ですから目立たないようにやっていたみたいですけど、結局一番目立ったんじゃないかと。
ここにその相手の人（カーラ・デルヴィーニュ）が出ているのではないかと思ったんですが（おいらは週刊誌の記者か）、どうもそうではないようです。
１３年のには出ていたようですけど。（これは１４年の）
１４年のカーラ・デルヴィーニュ（Cara Delevingne）という人は、シャネル、バーバリー、ジバンシ―、サンローランとかいろいろ出てるんですが、
このシャネルの１４春夏オートクチュールなショー。
SS 2014 Haute Couture CHANEL
最初に出て来るのが、この人。
んで、12:50ごろ、最後にカール・ラガーフェルドとちびっ子と一緒に出て来るのもこの人。
今一番稼いでいるモデルらしいのだ。
異様に騒がれているのは、こちらの方なんですね。

St. Vincentは、ミュージシャンや批評家からは評価高いですけど、そんなに売れてないですからね。
アルバムは５枚出してますが、だいたい１個についき全米で３万枚ぐらいの売れ行きなのです。
最新のはもう少し多いとは思いますが。
マニアは好むけれども一般受けしにくいですし。
マニアというと自称ギターオタクで
Misic Man st.Vincent Signature
St. Vincentモデルのギターを出したんですね。
軽くて使いやすいらしいですよ。右の腕（や手首あたり）が当るところはぐっと薄くなっているし。
本人はだいたい１５年の後半から使い出したようです。
St Vincent - Bring Me Your Loves
１５年８月、髪は黒くなってますがギターは以前の。
そして同じ８月、自分モデルのギター使用。
Taylor Swift, Beck & St Vincent
コンサートに Jeff Beck & st.vincent が出てくるあたり、テイラー・スイフトはただエロいだけではないようだ。
というわけで、最近のライブはこのギター使ってますね。

St. Vincent - Los Ageless
現在はこのようなステージ。

St. Vincent がどのぐらい評価されているかは、Wolf Alice と合わせて今度。