24時間以上たったので、ここは言いたいことを言っておこうかと思います。
まず誰があの差別と侮蔑に満ちた石原慎太郎の物言いを「石原節」などと言い始めたのか、
それ以前に、政治家あるいは誰かしら有名人の話し方(言い回し)に「~節」という言葉を当てはめるのは、誰がいつ始めたのか、気になります。
とりあえず、政治家の「~節」で思い浮かんだのは「角栄節」ですね。
それ以前からあったものとは思いますが、私もそんなに長生きしておりませんので、よく知りません。
田中角栄は独特の喋り方で、角栄節と言われたのでしょうが、内容もありましたからね。
20分を超える街頭演説で、数字を入れながら具体的な政策を説いた中身のある演説でした。
もちろん安倍くんや菅くんと違って原稿もなく、その場で話すわけで頭に入っているのですよ。
暗記パンマンにはできない芸当かと。
そういえば、津田塾の萱野君は、原稿を読んできたらしいですね。
ホリプロ所属のタレントです。ちなみに橋下はタイタン所属。
石原慎太郎は、かなり古くからの政治屋ですが、石原節などと言われ出したのは、割と後になってからですね。
彼の話し方はあまり特徴がないのです。ただ偉そうなだけ。
一度(おそらく20年以上前)、何の件だったかは忘れましたが大江健三郎と石原慎太郎が何かの問題で共同声明を出したことがあって、その時にビデオ映像でそれぞれ何かしゃべったのですが、石原がよどみなく喋ったのに対して大江健三郎はわりとたどたどしい話し方で、ちょっとつらかったですね。
実直な印象はしましたが。ノーベル賞は既に取っていたと思います。
思想・信条的には石原は極右のくるくるパーであるのに対して、大江はおおむね左翼ですからね。
しかし、60年ごろはともに日米安保条約に反対しています。
石原はその後、威勢がいいだけのアメポチになりましたが。
石原は政治屋なので喋りがある程度うまいのは当たり前なんですが、基本的に偉そうに見せるのが得意なんですよね。まあ、実際「偉そう」なやつなのでそのまんまですが。
しかし基本的にそれ以外の特徴ないので、角栄節みたいな言い方はされていなかったと思います。
石原節という言われ方をするようになったのは、もっと後で、それはどうしようもない差別発言が後を絶たなくなってきてからであhないですかね。
こういった、醜いものをオブラードに包む表現、あるいはアベノミクスのように何の役にも立たないものを価値があるかのように見せる表現は日本のメディアの得意技ですね。
アベノミクスは朝日新聞が作り出した造語だという話です(知らんけど)
「外交の安倍」もメディアがそう言っていただけですね。プラスの実績は永遠のゼロですからね。マイナスのものはたくさんあります。
もとより差別発言は多かったもですが、東京都知事になって、完全に無敵モードになったのです。
記者クラブが突っ込んだ質問をしなくなったのは石原慎太郎の「功績」ですからね。これだけでも日本を悪くしたな政治家として名を残せます。
気に食わない質問をする記者の会社に文句を言うんですよ。脅しもかけたかもね(知らんけど)
その記者は、都庁の記者クラブから外れるか2度と突っ込んだ質問をしなくなるか。
メディアの骨抜きを行ったのが石原慎太郎です。
もちろん、屈したメディアに問題があるんですけどね。石原はモンスタークレーマーで、その理不尽な要求をメディアが聞いたのがことの始まりなわけですね。
まあ、それでも石原が日ごろから真面目な言動を心がけて良い政治をやる中で、記者がまったく無駄な質問や悪質な中傷でもしたのならわからないでもないこともないんですが、前z年違いますからね。
彼の発言はヘイトスピーチそのもので、彼の政治は人間を切り捨てる「政治」ですからね。
都庁の記者クラブは文字通り悪の権力者に屈したのです(盛ってない
といっても、日本の恥・読売新聞あたりはよろこんで屈したと思いますが。
やや時代を遡ると、環境庁長官時代に、水俣病の患者からの抗議文に「これを書いたのはIQが低い人たち」「補償金が目当ての偽患者もいる」と言ったんですね。あとから土下座しましたが。
IQなら石原慎太郎に投票した東京都民のほうが(以下自粛
でも大阪府民ほどじゃ(以下自粛
もっと前には「スパルタ教育」という非常に頭の悪い本も書いています(かなり売れた)
まあ、社会の迷惑ですね。
本人は子育てなんて何もしなかったのですが。
都知事としての石原。
福祉を削減
石原慎太郎が都知事になった時、東京都の福祉をムダ扱いして、あらゆる福祉を削減した。私が子どもの時に入院していた病児用療養施設も潰した。この施設は病院と寮が一体となった施設で、普通の生活をしながら治療が出来るという素晴らしい施設だった。
棄民政策
「(国立競技場に近い)こんな一等地にこんな汚いアパートがあるというのはダメだ、と。だから、いつ取り壊してもいい、と言ったのが石原さん」
最低の政治屋。
日の丸・君が代の強制も有名ですね。あれは、国旗・国歌を強制しないことを前提に法律で定めたものなのに、あっさり強制。
しかも自分では歌わないと言っていました。あれは天皇を敬ってなどいませんからね。ではなぜ強制したのかというと、他者を支配するのが好きだからです。
いや、そんなことは見ればわかりますよね。
つまり、石原みたいなやつを自分のところの知事として推す、そういう奴に投票するのは支配されたいという家畜願望のある人間なんですね。
その他の政策でも、首都大学に新銀行東京と失敗の繰り返し。五輪の招致を始めるなど馬鹿の見本としか思えない行政の長でした。
福祉を切り捨ててこういう失政を繰り返し都民のお金を無駄にしてきたわけですね。極端に頭が悪いです。
その彼がなぜか毎度大量得票で知事を続けられたのは、繰り返す差別発言とこれを「石原節」と囃したてるガラクタメディアですね。
東京都の知事なんて知名度で決まりますからね。有名な現職知事なら楽勝でしょう。なんたって都民はIQが(以下自粛
今、もっとあくどく同様の方式を採用しているのが、小池百合子と大阪維新ですね。
大阪は完全にメディアが維新の広報になっていますからね。
あとは尖閣を都が買い取るとかあほなこと言い出して混乱。
息子の絵を都民のお金を使って買い取っていましたね。他にも私物化の山。
舛添要一よりずっと性質が悪いんですが、メディアは飼い慣らされているからスルー。どうしようもない。
その他、彼の性質の悪い発言は
「文明がもたらしたもっとも有害なものはババア」
「女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄」など女性差別もありますし、
3.11の時には津波は「天罰」などと狂った発言をしていましたね。それについては反省すらしていない。
津波で亡くなった人に一体何の罪が?なんで石原はそれで死ななかったの?
最近でもALSの人を「業病」といっていました。ちょっと頭が悪すぎると思います。
あ、最近ですと豊洲の件で何もかも「忘れた」ことにしていましたね。
これで許されるのが、ニッポソなんですよ。
まともな国ならアウトでしょ。
あ、今の夢を聞かれて「支那と戦争して勝つ」といっていましたね。
自分は戦場に行くわけでもないのに。支配欲ばかり強い。
才能がないんですよ。まあ、そこそこのものはあるし人気取りはできるんですが、周りには三島や大江といった圧倒的な文学者がいて、政治家としても中途半端、都知事になってやりたい放題、すっかりいい気になったのでしょうね。
これだけ多くの人を踏みにじってきた生き物が、その罪を償うこともなく死んで許されるわけがないのですよ。
死後、彼の言動は徹底的に追及・検証されるべきですね。
汚く生きて汚いまましんだ石原慎太郎のお話でした。
「楢山節考」を書いた深沢七郎はアンチ・ニューマニストなどと言われてします。
しかし、石原や彼の悪質極まりない差別発言を石原節などと柔らい表現にしたメディアこそ真のアンチ・ヒューマニストでしょう。まあ、ヒトデナシというか人非人というか。
石原の差別発言はまさにストレートなヘイトスピーチなのに、メディアはヘイトスピーチといわず、たかが橋下の物言いはヒトラーを思い起こさせるといったぐらいで、ヘイトスピーチ扱いですからね。
アホの国はすごいです。
しかし「節」というのは音楽で使われる言葉ですから、今日は「節」特集。
こきりこ節
こきりこ節
安来節
どじょうすくい踊り
そうらん節
そうらん節
浪花節
浪花節 三十石道中(森の石松)
義太夫節
義太夫「国性爺合戦 (こくせんやかっせん )」
長いです。
ヤッシャ・ハイフェッツとクライスラーが誕生日なので
Recitative and Scherzo
クライスラーの曲をハイフェッツが演奏してるやつ。

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