昨夜アップしたつもりだったのですが、気がついたらしていなかったと。とほほ。
あるべき子供像というのは、
大人が考える子供の姿ですね。
2通りあって、1つは「子供は無邪気、純真である」、
2つ目は「子供は元気なのがいい」というものですね。
1つ目のやつは、「~である」のようで、大人の願望です。
まあ、無邪気って言えば無邪気なんですが、悪いことをしていても悪いことをしているという意識はないかもしれないわけですが、ある程度になったら、無邪気のわけないんですよ。子供だっていろいろ考えます。
2つ目は、「~べき」になってます。
もちろん、不健康であるよりは元気なほうが良いに決まってますが、何をもって元気とするのかですよね。
さて、市川市で保育園が開園できなくなったという話がニュースとして出てましたが、これに関して駒崎弘樹氏のブログを見てみましょう。
駒崎 市川市
一部抜粋。
Q : クレームなんて、コンビニとかでもよくある。そこまで困る?
A : 地域住民のクレームは、保育内容に直結します。例えば
・大声を出さないよう指導
・走らないように指導
・体を使ったり声を出したりするアクティビティの制限
・園庭での活動の制限
などなどです。これらによって、子ども達の健やかな育ちを支援するはずの保育が、
制限ずくめのものとなります。
これってそうですかね。
前に書きましたけど、保育園の子どもがうるさいですかね。本当に。
どう考えても近所でピアノ弾いてるよりはうるさくない気がします。ピアノは結構響きますよ。(あまりうまくない場合ですけど)
ドイツの話。
ガジェット
ドイツの「子どもの声」を騒音から外す条例はベルリン市から始まっていた
子供の声は騒音じゃねーよ条例。
そして、お馴染みのフィンランド。
ハフ
フィンランドの子供たちは騒がないって本当? 保育園の騒音問題がない理由
フィンランドでは建物の防音が行き届いている、というのがあります。
そして、大きな声や音を出したら、注意します。
そのあたりの躾はしてます。
いくら子供は元気がいいっていったって、限度があるでしょ。
やたら大きな声出してたら、それは静かにさせるべきでしょう。
それにしてもちびっこの声の大きさは知れてると思いますけどね。
「子供は元気なのがいい」という価値観(?)はさっぱり共通のものではないわけですよね。
お母さんがベビーカー押しながら電車に乗ると、ものすごい嫌がられるというジャパンですよ。
これはお父さんだとあまり露骨に嫌がる人は少ないらしいです。
ようするに弱そうな者に対しては偉そうにする日本人の素敵な国民性ではないですかね。
あとは、保育園が建つと、そのあたりの土地の値段が下がるそうです。
これは誰の都合でしょうか。住民にとってそんなに問題ですかね?
で、「本当に子供の声が嫌いな人もいるんです」という意見があるのですが、不思議なのは、これに対して「住宅地に住んでいるお前が悪い」という自己責任論が出てこないことです。
普通、人が多めに住んでいるところには子供もそれなりにいますからね。当たり前ですよね。
うるさいって言うなら、むしろ、そのへんの道路で遊んでいる小学生のほうがうるさいと思うんだけど。
それとも日本はそんなに子供がいないの?住宅地に小学生が歩いてないんですかね。
いや、真面目な話、前は道路一つ隔てて幼稚園という場所に住んでたし、今は、道路一つ隔てて保育園という場所に住んでますけど、まるっきりうるさくないですよ。
そもそもあまり声が聞こえないですけどね。
いや、北海道なので、他のところよりは土地に余裕があるので、場所を広く取っているとは思いますよ。
隣との距離も違うかもしれません。でも、近所に子供がいるのは当たり前のように思いますけどね。
この辺は寛容度の問題と、子供に対する妙な価値観の問題(含む、躾の問題)と、おかしなゼニカネの問題とあるんじゃないでしょうかね。
市川市に関しては、そのあたりは道が狭くて危険という意見もありますが、そこら辺はまさに行政の出番ではないでしょうかね。
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