Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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超高速塗り替えです!!

2025-02-15 19:12:32 | その他

本日の山陰は朝から晴れでした〜、気温も結構上がっていたような気がしますね。
明日辺りから天気が下り坂らしいですね、しかも今度の寒波は寒くて期間が長いらしいのです。
なのでCafeの薪ストーブ用の薪を運んでおかなければなりません。
お客様に寒い思いをさせる訳には行かないのです、仮に誰もいなくても薪ストーブを焚きましていらっしゃったお客様全てに暖かく居心地の良い空間を提供するのが私の仕事ですからね。
軽トラックで2往復しておきました、これでCafeの薪置き場も満杯状態ですから2週間くらいは大丈夫でしょう。



さて本業の方(余計なお世話の・・・)は数日分遡ってのご報告ですよ。
一応どんなスピードで毎日仕事をこなしているのか感じて頂くために・・・少しは臨場感があるかも(笑)

私なりのベースになるミニカーを見つけたのは2月6日の夜でした・・・
昨日も画像を出しましたがこちらのミニカーです。
終了は2月8日の夜・・・気がつくとオークション終了の14秒前!!
「ヒェ〜こんな大事なことをお風呂に入っていて忘れてた」と思いながら入札!!延長がなかったようで10秒足らずで落札しました。
出品者の方に迷惑がかかるといけませんのでミニカーの画像部分だけです(笑)

そしてミニカーが到着したのは2月12日のお昼頃だったかな〜!?
忙しすぎて・・・よく覚えていません(笑)
箱に多少痛みはありますがそれは承知の上なので・・・

この後、早速分解しましてボディだけになったところで剥離剤をつけてオリジナルの塗装を剥がしました。

続きまして・・・いつものようにサンドブラストをかけまして隅々の塗料を剥がします。
いつものブラストボックスを使いますが・・・流石に1/43ですから小さいですね。

でも・・・サンドブラストのおかげでボディが綺麗になりましたよ。

天井の内装とサンルーフが一体になっていますので内装を取り付けたら続いてパテをつけてサンルーフを消します。
実車にはサンルーフが無いらしいのでね。

2月12日の作業はここで時間切れですよ。
続く2月13日も集中的にベンツを進めます・・・といっても全て塗装の乾燥待ちとか修理品の見積もりとかの空き時間なんですけどね
ルーフに盛ったパテを削りましょう。
まあなかなか一発では決まらないのです

続きましてグレージングパテを盛るのです。

乾燥機で硬化させたら再び削りましょう。
盛って削っての繰り返しです。

ウレタンサフを塗りまして下地を作ります。

そしてボディカラーを塗ります。
お客様から送られてきたミニカーはシルバーだったのですが、画像をよく拝見しますとボディカラーはシルバーに少しグリーンとイエローが入った微妙なシルバーなんですね。
ほんのわずかグリーンとイエローを混ぜて調色してボディカラーを作りました。
自分なりにはイメージが近くなったような満足感はあります。

ここでクリアーを一回塗ります。
と言うのもデカールをリアに貼らなければなりませんからメタリックカラーの変色が無いようにしておくためです。

そしてクリアーが硬化しましたら600のエンブレムを右側に・・・
そして乾燥機で水分を飛ばしたら即ウレタンクリアーを塗ります。

続きまして2月14日です。
ここからは組み立てを始めます。
組み立て途中でも多少手を加えなければならない部分がありましてまずはフロントウインドウですね。
ミニカーではフロントウインドウの上側にクリアーブルーが塗られていますが実車の写真ではクリアーブルーの部分はないのでクレオスのラッカーシンナーで拭き取ります。
某国製のプラスチック部品はクレオスのシンナーで拭き取りますと曇ることもありますので慎重に端の方で試しましたが大丈夫そうなので全体を拭き取り透明なガラスにしておきました
人間やればなんでも出来るのですよ(笑)

ガラスを組み立てて行きましょう・・・
リアのガラスとリアのサイドウインドウはスモークを貼られているようなので裏からスモークブラックを塗っておきました。

続きまして・・・タイヤです。
タイヤは幅の狭いホワイトリボンタイヤを装着していらっしゃるようなのでこれもまたアダプターを作って木工旋盤で回しながら塗っておきましょう。

出来上がったのはこんなタイヤです。
やれば出来るものですね〜(笑)

そして木製のベース板に取り付けます。
スペーサーも旋盤でABS樹脂の丸棒から削り出しまして・・・きちんと取り付けができました。

そして完成ですよ。

14日はこれで力尽きました(爆笑!)

で・・・・本日15日の午前中にお客様のもとに旅立ちました。
関西圏なので明日の午前中には届くはずです・・・お父様の誕生日に間に合いましたね〜。
お父さんが喜んでくださるといいですね〜、多分親孝行の娘さんなので大丈夫でしょう。
うちの独身の息子もこんな心配りのできる人と一緒になってくれると良いな〜(この1行は内緒の独り言です・・・誰にも言わないようにお願いしますよ・・・笑)

これで仕事は終わりではありません、今日も修理の見積もりをしながら修理も続行です。
仕事に終わりは無いのだ(笑)


さて本日の修理編です
MRボシカのメーカー完成品です。
左ドアがヒンジから脱落していまして外れていました。
ブルディティールの場合難しいのがその分解なのです、分解して壊れてしまう部分もあったりしますからね。
しかも分解ができる構造でない場合もありますからなるべく分解しないように修理をします。
ボディ側のヒンジに差し込んで抜けないように隙間からヒンジを調整して・・・やっと元に戻りました。
ドアミラーも外れていましたのでこちらも修理が必要ですね。

ドアミラーの角度は右側が大丈夫だったので反対側に合わせておきました。
こんな感じでいかがでしょうか?

ミニカーを台座から外しまして・・・ドアの開閉を確認します。
そもそも何故ドアが外れてしまったのかわからないのですが・・・まあ普通に開閉できます、閉めた時も収まりはまあまあかな!!

なぜミニカーをベース板から外しているのかと言いますとクリーニング中なのです。
このベース板はアルミ製の鋳造品でして表面をガラスビーズでブラスト(圧縮空気でガラスビーズをぶつけて表面処理をするやり方)してありましてボシカがサインしたり中国工場で作られた時にはいろいろな方が触っているんですね。
その手油が酸化して部分的に少し黒く変色しているのです。
それを掃除中なんです・・・
と言っても溶剤に浸けたり出来ません、何故ならボシカのサインも消えてしまう可能性があるからです。
サインの部分はそのままにしてクレンザー等の液体の磨き粉を歯ブラシにつけて磨きました。
完全に綺麗にとは言えませんが・・・少し色が明るくなりましたかね〜。

今日はこれで終わりますけど・・・修理はもう少し(いやいっぱいありまして)当分終わりません・・・明日からも頑張りますよ。


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