かなりしびれるのである。
4章構成で
第1楽章20分
第2楽章 4分
第3楽章13分
第4楽章12分
...第2楽章なんでそんなに短くしたんだろう?いるんだろうか?と思いつつ、その短い第2楽章があんまりにもかっこよくてつい何度も聞いてしまう
しかしこの殺伐感
ショスタコ節全開ではないか
この前の第9番は、ソビエトの戦勝を記念する記念碑的大作に違いないと、ソ連のお偉方の期待パンパンにさせておきな . . . 本文を読む
1945年4月。ソ連軍はついにベルリンに進軍。ヒトラーは自決し、ナチス政権は崩壊。ヨーロッパにおける戦争は終わった。
だがソビエトは第二次大戦参加国中で死者数は最多、国土は荒廃し、総力戦でからくも勝利したような状況だった。
そんな時にソビエトの大作曲家ショスタコーヴィチは「交響曲第9番」を発表した。
第7番から始まる戦争交響曲三部作の完結編である!
これはソビエトの偉大な勝利を讃える壮大かつ荘厳な . . . 本文を読む
激渋の第8番
結構この8番をショスタコの最高傑作に上げる人も多い。が、しかし、5番や7番のような華はない。暗く渋い。
いやしかし思う。
5番7番のピカピカした感じに比べ(いや、そんなところも含めて好きなんだけど)8番ははるかに作曲者の深い深い感情や気持ちが渦巻いている。
5番7番ってのは寿司屋のネタで言えばトロやウニだ。みんなそれが目当てだ。美味い。嬉しい。
けれど、トロやウニは美味くて当然。 . . . 本文を読む