2008年のキネマ旬報ベストテン予想

2008年度のキネマ旬報ベストテンを予想してみました。
邦画洋画あわせて50くらいしか観てないので、巷の話題や、他の映画賞の動向から予測してみました

日本映画
1位
　ぐるりのこと。
2～5位
　おくりびと
　歩いても歩いても
　実録連合赤軍
　闇の子供たち
6～10位
　トウキョウソナタ
　母べえ
　クライマーズ・ハイ
　ブタがいた教室
　接吻

外国映画
1位
　ノーカントリー
2～5位
　ダークナイト
　ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
　ラスト、コーション
　つぐない
6～10位
　告発のとき
　潜水服は蝶の夢をみる
　シークレット・サンシャイン
　その土曜日、7時58分
　JUNO/ジュノ
20位以内
　イースタン・プロミス
　ミスト
　この自由な世界で

日本映画・・・
順位は主にヨコハマ映画祭を参考にしました
「おくりびと」でなく「ぐるりのこと。」としたのははっきり言えば私の希望です
流れでいえば「おくりびと」だと思うのですが
読者ベストは「おくりびと」1位でしょう。
「母べえ」は山田作品の中でそれほど優れているとは思わないのですが、古いファンの批評家多いからテン落ちはないでしょう
「ブタ」は個人的に好きなので入るかな～とこれも予想というより希望。

外国映画・・・
「ダークナイト」でなく「ノーカントリー」としたのは、キネ旬でアメコミ映画がベスト1になるという画がしっくりこなく・・・でも世間の流れに抗えず、ダークナイトは2位くらいに落ち着くかな・・・と
読者ベストだと「ダークナイト」1位でしょう。
あとは、「この映画がすごい」などを参考にしてはみましたが・・・「この映」6位の「イースタンプロミス」を外したのは、なんだかんだでクローネンバーグは毎年20～11位くらいに落ち着いている感があるので
「この映」9位の「ミスト」みたいなSFファンタジーホラー系も基本的にはキネ旬では点数を集めにくいと判断して
「JUNO」みたいな軽い映画もテン落ちの可能性もあるけど、ギリギリ踏みとどまるかなあ・・・
韓国枠には、イ・チャンドンの新作(観てないけど)が来て、「告発のとき」とか「潜水服」はキネ旬うけがよさそう
とはいっても単館系のアジアorヨーロッパ作品などほとんどチェックしていないので、予想10作のうち3くらいは外れて、私の知らない映画が入ってくるんだと思う。

個人賞予想
監督　　　橋口亮輔 (ぐるりのこと。)
脚本　　　小山薫堂 (おくりびと)
主演女　　木村多江 (ぐるりのこと。)
主演男　　本木雅弘 (おくりびと)
助演女　　樹木希林 (歩いても歩いても)
助演男　　堺雅人 (クライマーズ・ハイ他)
新人女　　アヤカ・ウィルソン (パコと魔法の絵本)
新人男　　井之脇海 (トウキョウソナタ)
外国監督　コーエン兄弟 (ノーカントリー)

監督脚本は「ぐるり」と「おくり」で分け合い、お久しぶりで橋口亮輔、これからよろしくで小山薫堂ということになるんでは
主演も「ぐるり」と「おくり」でわけあうと見るが、「ハッシュ」の片岡礼子受賞の例もあるので、橋口作品に出た「さほど有名でなかった女優」は強いと思う。
助演男優の堺雅人はなんか知らんけど自信ある。これも「金融腐食」の椎名桔平と同じく「原田作品のNo.2は強いジンクス」を勝手にでっち上げて予想。
助演女優は「歩いても歩いても」の夏川結衣と接戦になってキャリアの差で樹木希林
新人はよくわかんないから好みで
仮に外国映画1位がダークナイトだとしても監督賞はコーエン兄弟に行くと思う。

********
その他の映画賞一覧はこちら→【2008年度国内映画賞一覧】

昨年度の映画賞一覧→【2007年度の映画賞一覧】
2007年全映画賞の独自集計結果→【2007年全映画賞の独自集計結果】

＊＊＊＊＊＊＊＊
↓面白かったらクリックしてね
人気blogランキング

自主映画撮ってます。松本自主映画製作工房　スタジオゆんふぁのHP