2010年代映画ベストテン エントリーNo.20
尾崎由香 さん(特別寄稿)
・2019年で23回目となった「うえだ城下町映画祭」の運営担当
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「尾崎 由香」さんの2010年代映画ベストワン
日本映画 『勝手にふるえてろ』 (2017)
監督・脚本:大九明子
原作:綿矢りさ
撮影:中村夏葉
出演:松岡茉優
外国映画ベストワン 『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』(2018)
監督・脚本・編集:デビッド・ロウリー
撮影:アンドリュー・D・パレルモ
音楽:ダニエル・ハート
出演:ケイシー・アフレック、ルーニー・マーラ
アメリカ映画
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【エントリー詳細】
****ブロガー＆SNS映画レビュアーによる10年代（2010～2019）の映画ベストテン****
遅くなってすみません！！監督と俳優のベストがなくて申し訳ない。
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『勝手にふるえてろ』監督：大九明子
共感しまくりのあらすじ。ラストは感涙と爆笑しかない。松岡茉優、渡辺大知、北村匠海それぞれが魅力的。
2位『ビジランテ』監督：入江悠
郷里を舞台に閉鎖された土地に張り付くしか生きる術がない3兄弟の姿を描き、底に潜む暗さと救いようのなさと狂気が心に残る。
3位『少女邂逅』監督：枝優花
だれにも守られることなく痛みを吐き出し続ける少女たち。ネガティブな形であろうと踏み出す一歩であるラストシーンが忘れられない。
4位『花筐』監督：大林宣彦
美、美、美。いつまでもその世界に浸っていたかった。
5位『天竜区奥領家大沢 夏』 監督：堀禎一
芳醇な沢や雨や雲が様々な形でたゆたう山並みや道祖神や、村の外から一時的にやってくる人たちから繋がる、いつか無くなってしまうかもしれない村の歴史。
6位『空（カラ）の味』監督：塚田万里奈
監督が自分のために作った心の叫びの映画。
7位『いぬむこいり』監督：片嶋一貴
ところどころ粗さはありつつも、作り手の愛が伝わってくるファンタジー。
8位『失はれる物語』監督：金子雅和
こちらとあちらの世界の境界で繰り広げられる悲恋物語がもどかしく切ない。水の世界観がよい。
9位『万引き家族』監督：是枝裕和
偶然と計算され尽くした演出が見事。
10位『言の葉の庭』監督：新海誠
新海誠の代表作はこれ。濡れた木々に囲まれた小さな公園、主人公2人の息遣いが感じられるような作品。
【10年代 外国映画ベストテン】
1位『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』
悠久の世界の中で繰り広げられる普遍的な愛。観客の私たちは真四角な画面から神様のように彼らの世界を覗いているよう。
2位『たかが世界の終わり』
役者たちの表情の豊か。いがみ合うのが家族、いつか分かり合えるのも家族。マットレスから立ち上る埃から過去にいざなわれるシーンが秀逸。
3位『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』
めちゃめちゃポジティブな映画。市民が自らが、自分たちの生活を支えるのだという姿勢がすがすがしい。
4位『ブレードランナー 2049』
この世は幻影という世界観が切なく心に響いた。
5位『新感染 ファイナル・エクスプレス』
韓国映画の要素が満載。後半1時間は泣きっぱなし。してやられた。
6位『ROMA/ローマ』
状況が徐々に分かっていく謎解き感やそれをいざなうカメラワークが良い。映っているものすべてが美しい。
7位『スパイダーマン：スパイダーバース』
新しい手法を試行錯誤するスタッフの心意気があふれていた。
8位『バジュランギおじさんと、小さな迷子』
人間自らが分断を生み出している世界で、それをなんとか乗り越えようとする理想郷を描く。
9位『ロープ／戦場の生命線』
人は自然には抗えないのだ。不条理なラストシーンがうまい！
10位『主戦場』
日本会議を露わにした点を評価
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尾崎由香 さん(特別寄稿)
・2019年で23回目となった「うえだ城下町映画祭」の運営担当
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「尾崎 由香」さんの2010年代映画ベストワン
日本映画 『勝手にふるえてろ』 (2017)
監督・脚本:大九明子
原作:綿矢りさ
撮影:中村夏葉
出演:松岡茉優
外国映画ベストワン 『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』(2018)
監督・脚本・編集:デビッド・ロウリー
撮影:アンドリュー・D・パレルモ
音楽:ダニエル・ハート
出演:ケイシー・アフレック、ルーニー・マーラ
アメリカ映画
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****ブロガー＆SNS映画レビュアーによる10年代（2010～2019）の映画ベストテン****
遅くなってすみません！！監督と俳優のベストがなくて申し訳ない。
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『勝手にふるえてろ』監督：大九明子
共感しまくりのあらすじ。ラストは感涙と爆笑しかない。松岡茉優、渡辺大知、北村匠海それぞれが魅力的。
2位『ビジランテ』監督：入江悠
郷里を舞台に閉鎖された土地に張り付くしか生きる術がない3兄弟の姿を描き、底に潜む暗さと救いようのなさと狂気が心に残る。
3位『少女邂逅』監督：枝優花
だれにも守られることなく痛みを吐き出し続ける少女たち。ネガティブな形であろうと踏み出す一歩であるラストシーンが忘れられない。
4位『花筐』監督：大林宣彦
美、美、美。いつまでもその世界に浸っていたかった。
5位『天竜区奥領家大沢 夏』 監督：堀禎一
芳醇な沢や雨や雲が様々な形でたゆたう山並みや道祖神や、村の外から一時的にやってくる人たちから繋がる、いつか無くなってしまうかもしれない村の歴史。
6位『空（カラ）の味』監督：塚田万里奈
監督が自分のために作った心の叫びの映画。
7位『いぬむこいり』監督：片嶋一貴
ところどころ粗さはありつつも、作り手の愛が伝わってくるファンタジー。
8位『失はれる物語』監督：金子雅和
こちらとあちらの世界の境界で繰り広げられる悲恋物語がもどかしく切ない。水の世界観がよい。
9位『万引き家族』監督：是枝裕和
偶然と計算され尽くした演出が見事。
10位『言の葉の庭』監督：新海誠
新海誠の代表作はこれ。濡れた木々に囲まれた小さな公園、主人公2人の息遣いが感じられるような作品。
【10年代 外国映画ベストテン】
1位『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』
悠久の世界の中で繰り広げられる普遍的な愛。観客の私たちは真四角な画面から神様のように彼らの世界を覗いているよう。
2位『たかが世界の終わり』
役者たちの表情の豊か。いがみ合うのが家族、いつか分かり合えるのも家族。マットレスから立ち上る埃から過去にいざなわれるシーンが秀逸。
3位『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』
めちゃめちゃポジティブな映画。市民が自らが、自分たちの生活を支えるのだという姿勢がすがすがしい。
4位『ブレードランナー 2049』
この世は幻影という世界観が切なく心に響いた。
5位『新感染 ファイナル・エクスプレス』
韓国映画の要素が満載。後半1時間は泣きっぱなし。してやられた。
6位『ROMA/ローマ』
状況が徐々に分かっていく謎解き感やそれをいざなうカメラワークが良い。映っているものすべてが美しい。
7位『スパイダーマン：スパイダーバース』
新しい手法を試行錯誤するスタッフの心意気があふれていた。
8位『バジュランギおじさんと、小さな迷子』
人間自らが分断を生み出している世界で、それをなんとか乗り越えようとする理想郷を描く。
9位『ロープ／戦場の生命線』
人は自然には抗えないのだ。不条理なラストシーンがうまい！
10位『主戦場』
日本会議を露わにした点を評価
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