転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

救済「しない」、という救済

2014-10-11 00:55:41 | 雑記(COJ他)
昨日は夜から吉祥寺入り。
COJはイベントの続きでしたが、
色々と問題が発生していて大変でした。
正直緑系のパンプ盛り+除去耐性盛りが相当にやりづらく、
もう少し投入カードの見直しが必要な感じです。

さておきR&D1サポーターズ経由でブログを見て周っていたところ、
興味深い記事を見つけました。

ダメなカードにダメ出しをする会
無理のないCOJ(おとよさんブログ)より)

使用率の低いカードについていくつか語るというのがテーマです。
ダメ出し要素がかなり多く、
それはそれで面白い感じです。

こういう話になると「どのようなエラッタによって『救済』すべきか」という議論になりがちですが、
果たしてそれが本当に良いことなのか、
というのが今回のテーマです。

まず前提条件として知っておきたいのは、
デッキに入るカードの枚数は有限であるということです。
当然出来ることならばより効率のよい(そのデッキに合った)カードを入れたい、
というのが普通の考えです。
「絵が好きだから」という理由で青いユニットが1体も入っていないデッキに《迷子》を3積みしている人は、
恐らく非常に厳しい戦いを強いられることでしょう。

それはさておき重要なのは、
カードの強さは「相対評価」であるということです。
分かりやすい例でいうと《蛮王ベリアル》がそうで、
カードパワー的には決して低くはないのですが、
周りのカード(《蠅魔王ベルゼブブ》《絶望の天魔アザゼル》など)が優秀なせいで、
上のランクではなかなか見なくなってしまいました。
1.0SRの中で唯一オリジナリティ1点枠ということからも、
使用率の低下が窺えます。

結局のところ「限られた枠の中により優秀なカードを投入する」というのがデッキ構築の基本である以上、
「使われない」カードというのは必ず一定量は出てくるということです。
なので「今使われていないからエラッタをかけて『救済』しよう」という考えは、
「第2の《ジャンヌダルク》」を生み出す原因となり、
非常に危険であるというのが自分の考えです。

また「弱いカードを敢えてデッキに入れる」という楽しみ方も、
TCGにおける楽しみの一つであると考えています。
「『弱すぎる』から」という理由で《無限ループ》や《疑惑のロシアンルーレット》を敢えてデッキに入れてくる層は一定量はいますし、
またそういった層の存在も多少は認められて良いと思います。
「使われすぎているからエラッタをかけて弱くしよう」「使われなさすぎだからエラッタをかけて強くしよう」
以外の道があればなあ、
というのが今の考えです。

――

エラッタに対する考えについては今のところこんな感じです。
また別の機会に続編とか書けたらと思っています。

――

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コメント (1)
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