文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

「誰の魂にも潜むものをえぐり出す」と言いながら、実は自分自身の魂を切り裂いていた。

2012年09月06日 18時53分16秒 | 日記
8・15/22号のニューズウィーク誌は、いつもの様に、読み応えのある記事が満載だったのである。
私には、特に、大特集以外の、いつもの映画評や、この記事が、とても気に入ったのである。
 マヤ・ヤッギ(文化評論家)さんの 
鬼才ムンクが愛し憎んだ「わが町」 と題した、2ページに渡る素晴らしい評論なのである。
先ず、以下のような素晴らしい文章で始まるのだが、こんな週刊誌は、そうそう無い事は言うまでもないだろう。
ノルウェーの首都オスロの街並みを見下ろす丘に、手すりの付いた遊歩道がある。
画家エドワルトームンクはここから見た夕景に衝撃を受け、あの有名な作品を描いた。
後に画家は書いている。
「空が血の色に染まった。そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聞いた」
ムンクは記憶で描く画家だった。
目の前に風景があっても、そこへ過去に見た光景や想いを練り込んで描いた。
「誰の魂にも潜むものをえぐり出す」と言いながら、実は自分自身の魂を切り裂いていた。
有名な『叫び』連作の1枚目を描いたのは1893年。

まだ30歳になるかならないかの頃だった。

…後略。(後文・全文略)


 
 

大友克洋…ウィキペディアから。 8/15、22号のニューズウィーク誌を読んで。

2012年09月06日 18時34分12秒 | 日記
文中敬称略。
 8/15、22号のニューズウィーク誌の表紙は、世界を極めた日本人という大特集だったのである。
この中に、大友克洋がいた。
私は、彼が宮城県出身であることだけは記憶していた。…私は、彼の代表作である「アキラ」が、どんなものであるかは大体知っていたが、一度も観たことはなかった。
そもそも、私は、漫画には興味がないのである。例えば、電車の中などで、良い歳をしたサラリーマンが、漫画を読んでいるのを見ると、ちょっと奇異に感じる程に。
今日、一つの分野で一世を風靡した人間が、同郷人である事だけは確かめておいた方が良いなと思い、ウィキペディアを叩いてみた。
以下はウィキペディアから。
大友 克洋(おおとも かつひろ、本名同じ、1954年4月14日 - )は、日本の漫画家、映画監督。宮城県登米郡迫町(現在の登米市迫町)出身。
宮城県佐沼高等学校卒。

血液型はA型。1973年『漫画アクション』にてデビュー。
代表作に『童夢』『AKIRA』など。
 ペンタッチに頼らない均一な線による緻密な描き込み、複雑なパースを持つ画面構成などそれまでの日本の漫画にはなかった作風で、80年代以降の漫画界に大きな影響を与えた。

息子はイラストレーターのSHOHEI(大友昇平)。
 1988年、自作を元に自ら制作したアニメーション映画『AKIRA』は日本国外でも高い評価を得、「ジャパニメーション」と呼ばれる、日本国外における日本アニメムーブメントのさきがけとなった。

近年は主に映画監督として活動している。
…後略。
宮城県人なら、彼の出身である登米郡の事は誰でも知っているし…ササニシキの産地である米どころである…
彼が卒業した佐沼高等学校も、名前は誰でも知っている。

登米郡では一番の高校である。
私は、ウィキペディアで彼を読んで、幾つかの共通点を発見した。
一つは単純な事だが、彼も大学には行かなかったこと。
もう一つは、ちょっと重要な事なので、…私の写真=私の絵に、共通するものが在るからである…後述する。

 

読み忘れていたのは、丁度、この頃に、一ヶ月の自宅療養を余儀なくされる様な病に罹患したからなのである。

2012年09月06日 18時18分03秒 | 日記
8/15、22号のニューズウィーク誌を読み忘れていたのだが。
嫌でも目立つ表紙は覚えていた。
読み忘れていたのは、丁度、この頃に、一ヶ月の自宅療養を余儀なくされる様な病に罹患したからなのである。
初めて近江舞子駅まで行き、これまた初めて琵琶湖で泳いだ事が体に障ったのだろうか。
その帰りから、ちょっとした異常に気が付いていたのだが、全く、病気に罹患していた等とは考えもしなかったのだった。
「三井寺には何かが在る」…関西で暮らし出してから初めて三井寺、石山寺、比叡山を訪れて以来、不思議な程に惹かれて、立て続けに訪れた私に、「フェノロサの奇跡」が起きた事は既述の通り。
三井寺を訪れて、韓国の歴史を一瞬にして俯瞰するが如くに理解した。
とにかく、滋賀県と云うのは、私にとって「何かが在る」県なのだろう。


 
 

私のエピソード、小室直樹のエピソードを聞けば、

2012年09月06日 16時13分31秒 | 日記
先日、ふと思った事があった。
私の母校とは、宮城県下の中学校の、1,2番が集う、伝統校であり、旧制二中と呼ばれる学校であった事は既述の通り。
小室直樹は、福島県下で同様の高校にいた訳である。
彼は、或る単元で、担当教諭から、「ここは、お前の方が詳しいから」と言われて、教諭の代わりに教壇に登り、綬業をしていた、というエピソードが、ウィキペディアには書いてあったはずである。
私も又、同様に、教諭の代わりに、教壇に、2時間も(2回も)立って、綬業を為した高校生で在った事は、購読者の方々は、御存知の通り。
おおよそ、そういう、所謂、旧制高校の伝統を引いた、県下だけではなく、日本でも有数の進学校…日本最高の秀才たちが集まって来る学校の事である…で、同級生の秀才たちを目の前にして、教諭の代わりに、その単元は、教諭よりも、詳しいからとして、教壇に立つような人間が、どれだけいるだろうか。
そんな事を考えたのである。
購読を迷っていた方も、かような、私のエピソード、小室直樹のエピソードを聞けば、忽ち、購入の決断が着くのではなかろうか。

 

民主党が政権奪取が確実だった頃のスローガンと、何一つ変わらない、一字一句、一緒である事。

2012年09月06日 16時06分40秒 | 日記
民主党が政権奪取が確実だった頃のスローガンと、何一つ変わらない、一字一句、一緒である事。
その様な全く同じ事を言っているグループが一大勢力と成り、全く同じ事を言っていた民主党が、現在の様な状況に成っているのだ、と云う事は、知っておいた方が良いと私は思うのである。


 

歴史を歪めた共犯者達の列に加わらなかった、日本の知性であった…。

2012年09月06日 16時00分53秒 | 日記

何故ならば、私は、ここ数年の歴史を歪めて来た者達を糾し続けた唯一の人間であった、と云っても過言ではなく、歴史を歪めた共犯者達の列に加わらなかった、日本の知性であった、と云っても過言ではないのである。
小室直樹が生きていたら、きっと、私と全く一緒の事を云って、この国を糾していたはずなのである。
私一人の声では無く、小室直樹という稀代の秀才と一緒の声であったなら、嵐山の皆の様な、大声となって、
否、21世紀の、最澄、空海の大声と成って、この国を、我らが愛する国、海と、森と、川と、山脈に依って成り
立っている、美しい国、
四季折々の、花々に、緑に彩られた、覆われた、美しい国、日本を、私たちは、一緒に糾していたはずなのである。




民主党が政権奪取が確実だった頃のスローガンと何一つ変わらない、一字一句、一緒なのである。

2012年09月06日 14時37分54秒 | 日記

「明治以来続いた中央集権体制、統治機構を変える。維新の会としては道なき道を進んでいく」
維新の会幹事長の松井知事は4日、近く立ち上げる国政政党の新党の意義をこう強調した。
以上は、昨日の朝日新聞3面に大きく特集されていた「大阪維新の会」についての記事中からの引用である。
この言葉は、民主党が政権奪取が確実だった頃のスローガンと、何一つ変わらない、一字一句、一緒なのである。
全く同じ事を言って政権を奪取した民主党が、全く、力を発揮できず、機能せず、今日を迎え、
今、選挙があったなら、第一党から転落するだけではなく、第三党になるとの予測が為されている程に、凋落したのは何故なのか。


中国で空海の名を知っている僧は少なくない。…斎藤昭俊さん。週刊朝日、9/14号から。

2012年09月06日 10時41分52秒 | 日記

…前略。  文中黒字化は私。
斎藤さんはインドに留学を含め21回、中国にも5回研究のために渡った。
中国で空海の名を知っている僧は少なくない。
斎藤さんが集めた伝説は3千を超えるという。
…後略。
週刊朝日、9/14号、「全国各地に広がった空海伝説」斎藤昭俊さん 大正大学名誉教授 から。



空海と最澄のドラマが繰り広げられた神護寺、と、村井記者は書いているのだが、

2012年09月06日 10時25分03秒 | 日記

空海と最澄のドラマが繰り広げられた神護寺、と、村井記者は書いているのだが、
購読者の方々は御存知の様に、大病を患い、リハビリ中でもある私には、この神護寺は、ノー・サンキュー、
の寺なのである。
密教の修道者には、正に適した寺院だと思うが、今の私には、入口の、あの階段は、一度限りの体験で、十分以上だった。
訪れた事のある方々は、辿り着くのに、息も絶え絶えの体験だったろう、と、私は確信する。
階段の、あまりの峻厳さに、やっとこさ辿り着いた時には、拝観も何もあったものではなかった。




「文明のターンテーブル」、が10万部、購読されれば日本は変わる。

2012年09月06日 10時17分24秒 | 日記

空海はさまざまな逸話を残して長安を去っている。

日本の平安時代の指折りの能筆家でもあった空海だが、長安でもその書は高く評価され、「五筆和尚」 という異称があった。

評判を聞きつけた皇帝が空海を宮殿に招き、御座所に近い一室の壁面に揮毫を命じた。

空海は5本の筆を両手、両足、さらには口にくわえ、一気に書き上げたそうだ。

〈そのあと一字だけ書き残したのに気づき、かった墨汁を大盆にたたえ、その盆をもちあげてそのまま壁面にそそぐと、自然に「樹」という一字が筆勢たくましくあらわれ出た、という〉

このパフォーマンスで皇帝から 「五筆和尚」の号を与えられたというのだが、どう考えても人間ワザではない。

しかし、空海より約50年後に入唐した天台宗の僧侶、円珍が、ある僧侶から、「五筆和尚は健在であるか」と
空海の消息を聞かれた。

亡くなられたと答えたところ、「異芸、イマダカツテ倫(たぐい)アラズ」と、僧侶は慟哭したという。

…後略。

9/14号、週刊朝日、「空海が見た宇宙」、p132から。



 


最澄と空海は、その最たるものの両雄でもある。

2012年09月06日 09時46分31秒 | 日記

私の様に、思う所あって、京都行を繰り返した様な人間に訪れる皮膚感覚としての歴史や人物…日本が生んだ偉人たちの事である…の中で、最澄と空海は、その最たるものの両雄でもある。
東寺を始めとして、醍醐寺、智積院、神護寺、室生寺、etc.etc. 空海の事を思わぬ寺院は無い程である。
京都の何処にいても、その山容が目に入り、私は、常に、彼の事を思う…最澄。
比叡山に行けば、先ず何よりも、最澄の事を思うのは私だけではあるまい。
最澄が修業し、入滅したという、西塔に在る浄土院の、今も、そこに最澄が居るかのような佇まいは、私の写真=私の絵として、掲載した通り。
週刊朝日の村井重俊記者が見事に書き続けている、「空海が見た宇宙」の今週号は、私が、京都行を繰り返している時に、皮膚感覚として調べていた事、知っていた事が、デジャブ(既視感)の様にして再現されている。
それも、実に見事に、明瞭に、なのである。
最澄と空海の関係というか経緯、或いは交流について、これ以上の文章も、そうそうあるものではない、そういう出来栄えなのである。




「銀河鉄道の時刻表」9月6日。

2012年09月06日 09時42分47秒 | 日記

gooにおける昨日のアクセス数は、以下の数字でした。


 


9月5日のアクセス数 閲覧数:4,766PV    訪問者数:462IP


順位: 1,274位 / 1,759,835ブログ中 (前日比  ↑)


過去2週間の閲覧数の合計は67,071PV、訪問者数の合計は7,099IPです


 


9月2日のアメーバは 閲覧数:799 訪問者数:576


 


昨日のペタ数は663ペタでした。


 


北は北海道から南は沖縄に至るまで、日本中の津々浦々の老若男女の皆さま方が一気に芥川の文明のターンテーブルを購読される事を切望します。何故なら、さすれば「日本は変わる」からです。


 


gooの、ページごとの閲覧数ベスト20は以下の通りです。


 


1トップページ76 PV


2理研発VB米国で治験 免疫抑制剤 服用短く...45 PV


3今、日経新聞、「私の履歴書」、に、新日本...28 PV


4「トマス・グラバーの生涯 大英帝国の周縁...24 PV


5芥川の教訓を、せめて、日本と、日本人に活...23 PV


6一昨年から今に至る、現代史の真実は、明瞭...23 PV


7「福田恒存 人間は弱い」川久保剛〈著〉…朝...22 PV


8「映像に見る地方の時代」村木良彦〈著〉…...22 PV


9粘着質外交の原動力とは…9/5号、ニューズウ...22 PV


10嵐山から、声がしたのである。21 PV


11相手先の台湾企業が、実は、シャープの最先...21 PV


12芥川の知人が電話で言いたかった事の意味合...20 PV


13信じ難い悪党どもが…ありとあらゆる嘘が…「...19 PV


14購読者の方で、とても親しく長い付き合いの...18 PV


15「銀河鉄道の時刻表」9月5日。17 PV


16私の履歴書 新婚旅行ワガママ同士 佐久間...12 PV


17続くウォン安、日本なぜ為替介入しない?…...11 PV


18願いが達成されない間に、 シャープは、倒...10 PV


19以前から言及している様に、或る時期から、...10 PV


20その二色の浜で、恐らく、日本中が唖然とし...9 PV


 


 


今になってみれば、全てが演出であった事が明瞭に分かるではないか。

2012年09月06日 09時21分57秒 | 日記
文中敬称略。

管直人政権が、日本中の大半の国民から、あきれ果てられていた時、管直人は、かつて、どんな首相にもなかった、己だけの欲望を剥き出しにして、ただひたすら延命を計り続けた。

国民の殆ど全てが、即刻の退陣を望んでいたというのに。

この時、東北大震災に、妙な形で登場した孫正義…今になってみれば、全てが演出であった事が明瞭に分かるではないか…は、管直人の断末魔の様な延命に力を貸すと云う、この20年超、孫正義が、実は、日本にとって、どんな人間だったのかは、証明する様な事を為したのである。

*演出…自社に利益を計る為に、見せかけの正義を騙った事々の顛末である。


この時に、孫正義を持ち上げる様な事を為した人間達も、本当の亡国の徒である。

作家と称する人間や、政治屋たち。

管直人と云う史上最悪とも評された首相の断末魔の様な会合を孫正義が演出して、これ以上ない悪魔の様な演説を為していたシーンは、テレビ放映されたから、記憶されている方も多かろう。

ああいうドサクサに、太陽光発電の買い取り価格を管直人に決定させた孫正義は、彼の母国である韓国の常套語で言えば、「売国奴」、以外の何者でもない。

あの時に、孫正義の下に参集した政治屋たちや、ネットを通じて支持をしたという或る種の人間たちも、同様である事は、言うまでもない。





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66年に一度の好著である拙著を、いまだに購読されていない方は、今すぐ最寄りの書店か、サイドバーのネット書店か、電子書籍で購読した方が良い(笑)。何故なら…

日本が再生し(元に戻り)世界を救える国になる、

米国と屹立して世界をリードして行く国に成る為には、


拙著を日本中の方々が読まれて、皆さま方が、芥川が書いた〈解答〉を、
皆さま方が選んだ為政者に実行させるしかないのだ、と確信しているからです。



どのページを開いても、貴方は、芥川の独創…一人の紛れもないGiftedが、
神に与えられた使命を果たしている結果としての言葉…に出会う。


「文明のターンテーブル」芥川賢治 第一巻

「文明のターンテーブル」第一巻 近未来100万部突破。

銀河鉄道の夜.jp(「銀河鉄道の時刻表」)にてスタート。



11.jpg
「文明のターンテーブル」
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