以下は1/26に発売された月刊誌Hanadaに、駒崎弘樹(フローレンス会長)と赤いネットワーク、と題して掲載されている、気鋭のジャーナリストである池田良子さんの論文(報告)からである。
このような、本物のジャーナリストに依る本物の論文が、月刊誌HanadaとWiLLには満載されている。
それでいながら1000円(税込)なのである。
活字が読める日本国民全員が書店に購読に向かわなければならない。
いまだに朝日新聞等を購読している人達がいる。
彼らは月間約5,000円も払って日本を貶め、国に仇成し、日本の国力を落とす事に邁進している人間達の記事を読んでいる。
私は、この論文の始まりのページである以下を読んだ瞬間に、安倍さん暗殺事件の背後に、更なる勢力がいたと感じた。
こんな勢力と同調している自民党及び司法を打破しない限り、日本を強く、豊かにすることは出来ない。
日本国民全員が必読。
見出し以外の文中強調は私。
呼び出された森と稲田
安倍晋三元総理が殺害される約三週問前の2022年6月17日、二人の弁護士が安倍元総理の事務所を訪れていた。
彼らは安倍元総理に対し、拙著『実子誘拐ビジネスの闇』(小社刊)を紹介しつつ、「赤いネットワーク」と呼ばれる左翼グループや人権派弁護士らが、日本の単独親権制度(離婚する際に、父母の一方の親権を剥奪する制度)を悪用し、離婚を考える母親に実子誘拐(他方の親の許可なく子を連れ去る行為)をそそのかし、そのうえで、親権を奪った母親が親権を奪われた父親から徴収する養育費の一部をピンハネしている実態などを報告した。
驚くべきことに、安倍元総理は拙著をすでに読んでいた。
そして、「赤いネットワーク」集団が政府のなかに入り込んでいる実態も把握したうえで、彼らを政府に引き入れた議員を呼び出したことを二人に語った。
呼び出した議員のなかには、森まさこ元法務大臣もいた。
ある女性団体の代表を務める人物が法制審のメンバーに入っていることを懸念していた安倍元総理は、森にこう尋ねたという。
「はっきり聞くけど、引き入れたのはあなたか?」
「あの代表は、第四インター(日本革命的共産主義者同盟)と関係があるとの情報がある。第四インターつてどういうものか知ってるか?トロツキスト(極左)だよ」
同じ話を稲田朋美元防衛大臣にもしたという。
彼女うらは、トロツキス卜とはどういう者たちかも全く知らなかったようだ。
トロツキストとは、対立するヨシフ・スターリンにより暗殺されたレフ・トロツキーが主張する「世界革命による世界社会主義の達成」を目指す人々を指す。
警察庁が発行する『焦点』第269号には、トロツキストと過激派の関係について、以下のような記述がある。
「昭和30年代初頭、(中略)我が国で暴力により共産主義革命を起こすことを目的とする集団が生まれました。これが過激派です。(中略)トロツキズムを研究し、それに基づく革命の実現を目指す元共産党員らが中心となって、32年1月、日本トロツキスト連盟を結成し、同年12月には革命的共産主義者同盟と改称しました。これが現在の過激派の二大勢力である革マル派と中核派の母体です」
このような過激な思想をもつ活動家を、森らは政府与党に招き入れてしまった。
そのことは、前号で書いたとおりである。
この稿続く。
2024/1/25 in Kyoto