座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

相模国府祭(さがみこうのまち)

2013年04月26日 | 神社祭事

今日は少々風が強くなっておりますが、暖かい天候に恵まれました。本日は安産戌の日という事で、安産祈願のご参拝を戴きました。来月の戌の日は5月8日、20日となっております。

毎年、当社宮司と禰宜が相模国総社六所神社にてご奉仕させて頂いております相模国府祭(さがみこうのまち)の季節となって参りました。年に一度の国府祭お時間がございましたらお参り下さい。当日は、馬場公園にて一之宮寒川神社・二之宮川勾神社・三之宮比々多神社・四之宮前鳥神社・八幡宮平塚八幡宮・総社六所神社をお参り出来ます。

神奈川県無形民俗文化財

毎年五月五日に六所神社、神揃山、逢親場(馬場公園)にて斎行されるお祭り、神奈川県指定無形民俗文化財に指定されております。
平安の御代、都から各国々に派遣された国司は任国に着くとその国の平和や五穀豊穣を祈り国中の主な神々に祈願をしました。
国々の中心は国府と呼ばれ、国司を始め役人が常駐し行政の中心として繁栄しました、国司は国府近くに総社を設けて国の主な神々の御分霊をお祀りし、日々の祈願所といたしましたこれが総社の起源になりました。

そして、相模の神々は一年に一度、国府に一同に集まり、御分霊を相模の総社六所神社に納める事となりました。それと共に、国司と神々が相模の平和と五穀豊穣を祈願し、相模国中の豪族を交えての盛大な祭典が斎行されるようになりました、これが相模国府祭の起源です。
平安の御代から千有余年の歴史を重ね、江戸時代には数日に及ぶ大きなお祭りとして伝えられてきましたが、現在は五月五日終日に渡り斎行され各神社(一之宮寒川神社・二之宮川勾神社・三之宮比々多神社・四之宮前鳥神社・八幡宮平塚八幡宮・総社六所神社)の神輿渡御、様々な神事を始め多くの露店で賑わいを見せます。 (大磯 相模国総社 六所神社HPより

当日は鷺の舞奉納もございます。