鈴鹿明神社では毎年、注連縄奉納同志会の皆様に本殿・鳥居等のしめ縄を御奉納いただいています。その為の藁はまた氏子の方からご用意いただいた御神田から取られているのですが、今年もその御田植祭が13日と間近になりました。
御田植祭は毎年6月中旬に行われています。周りの田は一足先に田植えが終わったようで、一面に水をたたえ五月晴れの空が眩しいばかりです。
神社の西、相模川近くは水田が広がっています
この6月を和名で“水無月(みなづき)”と呼びますが、その由来には色々説があるようです。
実際には梅雨時で雨が多いので“水の月”というのが訛って“水無月”になったという説。また旧暦では今の7月頃に当たるため、暑さで水が無くなってしまうので“水無月”と呼ぶ説。あるいは田畑のために溜めた水を使い切ってしまうので“水無月”と呼ぶなどです。
ただ、昨夜から今朝にかけての雨もごく弱い物でしたし、今年は雨が少ないようです。神社の内外で祭典を行う身としては都合のいい時もあるのですが、やはりそろそろこの季節らしい雨を迎えたいものですね。