当社の例大祭は毎年8月1日ですが、兼務社の例大祭は多くが4月と9月、つまり春と秋に斎行されます。
今日は相模原市南区新戸鎮座の日枝神社の例大祭に向けて御幣を奉製いたしました。
神様へのお供え物として何を用意するべきか。それは人と同じで『衣食住』が欠かせないと言われます。
『食』は文字通り神饌(しんせん=食べ物)、『住』は神社の建物それ自体と考えられますが、『衣』に当たるのがこの御幣です。
かつては布を畳んだものを串に挟んでお供えしたようですが、やがて白、あるいは金銀・五色の紙を用いるようになり、現在は写真のように紙垂を付けた装飾的な形になりました。
暦の上では秋祭が近づいておりますが、まだしばらくは暑い日が続きます。氏子崇敬者の皆様にあられましては、お身体ご自愛の上お過ごし下さいませ。