今日は一日大気が不安定との予報が出ておりましたが、今の所空は穏やかで、雨に降られることもなく掃除を終える事ができました。
二十四節気では「処暑」を迎え、ようやく夏の暑さも落ち着く頃。洋服に比べ神主の白衣袴姿というのは暑い時期大変こたえるものですが、それももう一頑張りというところでしょうか。
今年の8月は今迄とは少し違う天候のように感じます。
各地で50年に一度という局地的豪雨に見舞われ、土砂災害などで多くの尊い命が犠牲となっています。
通常ならこの頃の前線は秋雨前線といわれるような気象状況で、しとしとと長雨が続いたりはしていますが、今の状況はそれとは異なるようです。
地球温暖化がもたらす気象変動がこのような事象として各地に被害をもたらしているのであれば、今後このような事が頻繁に起こりうるという事。
季節の移り変わりにも変化がありそうです。
今年は参拝者の方から蝉が平年より多いような気がするというお話を良く耳にします。
其の代りと言っては何ですが、今年は境内の木々より樹液が全く出ておらずカブトムシなどの昆虫を目にすることがありませんでした。
地球の気象変動は、最早昆虫の世界まで異変をもたらしているのかもしれません。
不安定な天気が続くようです。どこでどのような災害が起こるかわからない今、出来うる限りの備えを怠らないよう心掛けたいと思います。