神社にお参りされる際によく狛犬をご覧になる事があるかと思います。狛犬は神様の通り道(正中)を左右一対で守護していると言われております。よくご覧になる狛犬は石で造られたものが多いかと思いますが、古い時代の狛犬はほとんどが木で造られておりました。古い時代の狛犬は、屋内でお祀りされておりその建物も木造のものだった為狛犬も木で造られたものがほとんどでした。時が経つにつれ狛犬が建物から出て屋外になった際、雨風にさらされても良いように石造りなったと言われております。
狛犬は¨胡麻犬¨・¨高麗犬¨ともいいその起源はエジプトやインドにあると言います。高麗(こうらい・こま)とは朝鮮半島を指しており朝鮮半島を経由してきたから、或いは外来のものを朝鮮半島を代表してこの様に呼んだと言われております。
神社にお参りの際は、狛犬にも目をむけてみてはいかがでしょうか。