座間郷総鎮守 鈴鹿明神社ブログ「社務日記」

神奈川県座間市入谷西鎮座、座間郷総鎮守 鈴鹿明神社の神事や日々の様子、神社の豆知識をお知らせ致します。

年祭奉仕

2014年06月15日 | 神社知識・作法・歴史

本日、神社にて依頼により一年祭のご奉仕がありました。

年祭とは、亡くなった方の御霊に対して行う、所謂神式の“~周忌”に当たるものです。

こうした御霊に対するお祭りは、神社の本殿(=神様のお住い)の中で行うことはできませんので、別な斎場を設けて祭典を奉仕することになります。神社の別室にて祭壇をつくり、ご奉仕致しました。

神道において亡くなった方は家を守る神様としてご家族の傍にあるとされていますが、“礼儀を以てお祭りを行う事で、礼儀を以てお恵みを返してくれる”というのが日本の神様です。

年祭に関してはご自宅に祭壇を用意してお祭りを行う事もできます。ご質問などありましたら、どうぞ神社までお問い合わせ下さい。


夏越大祓の粽(ちまき)

2014年06月14日 | 神社知識・作法・歴史

この6月ももう中旬となり、神社では月末に行われる夏越大祓のための『粽』の準備を致しました。

『粽(ちまき)』とは『茅(ち)巻き』の事で、チカヤという植物の葉を巻いて奉製した御守を指します。中にもち米などを入れて蒸した料理「ちまき」を思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、この粽には別の由来があります。

昔、素戔鳴尊(すさのをのみこと)が諸国視察の折に一晩の宿を求めたところ、蘇民将来という人が貧しいにも関わらず手厚くもてなしをしました。

その親切に感じ入った尊が、“今後悪疫の流行った時は、チカヤで輪を作り腰の上に掛ければ、悪疫から逃れるであろう”とお教えになった事から茅の輪信仰が広まったと言われ、粽に“蘇民将来子孫也”と文字があるのはその由来を示しています。

昨年の夏越大祓

夏越大祓の日、境内で茅の輪をくぐるのも同じ茅の輪信仰によるものです。何度かこの社務日誌でもお知らせしていますが、大祓にはどなたでも参加する事ができます。参加方法などはどうぞ社務所までお問い合わせ下さい。


平成26年御田植祭斎行

2014年06月13日 | 神社祭事

本日朝8:30より、座間市内にある御神田にて“注連縄奉納同志会”の皆様ご参列の元、『御田植祭』が執り行われました。

季節柄、雨や強風の中行われる事が多いのですが、今年は幸いにも快晴に恵まれお祭りをご奉仕する事ができました。

 23名の同志会の皆様が参列し、祭典が行われました

祭典終了後、集合写真

御田植祭は文字通り田植えに際して土地神様や稔りの神様に豊作を祈るお祭りで、特に今日田植えをした稲からは年末に神社の注連縄が作られる事になっています。

 

手植えですが、淀みない連携

無事田植えも終了しました

青空の下の水田風景は眩しいばかりで、これからの成長が楽しみです。注連縄奉納同志会の皆様、本日はご苦労様でした!


生徒さんが質問状を持って来ました。

2014年06月12日 | その他

朝から小雨が降る生憎の天気でしたが、昼前には上がって日差しが差す時もありました。

午前10時頃に近隣の小学校から2年生十数名が当神社に質問状を持ってやってきました。

社殿の中で質問に答えました。

境内にある鐘はいつ撞くのかや一日に何台の車をお祓いするのかなど16項目もの質問に答えていきました。

子供達は一生懸命メモをとっていました。

いつも遊びに行く神社の境内で日頃疑問に思っていた事を聞いてみたいと思っていたのかもしれません。

神社やお寺は昔から地域の歴史と共にあり、地域の人々の生活や風習に深く結びついています。

単なる宗教施設ということよりも郷土の拠り所としての意味も深いのです。

郷土を大切にする事こそ日本人らしさを顧みる一つの方法かもしれません。


授与所周りの工事も始まりました。

2014年06月11日 | その他

今日は朝から雨が降ったり止んだりの生憎の天気。

夕方から明日にかけては大雨になるとの事ですので充分お気お付けください。

神社の社務所兼授与所の外回りの工事が始まりました。

外のタイルをはがす作業です

参集殿の入口付近までのタイルをはがしていきます。

はがしてから元の状態になるまではしばらくの間、御守の授与と御祈祷の受付は平日でも参集殿となる予定です。

梅雨の時期なので外の作業は雨の状況とにらめっこの状態です。

雨は一旦明日で一休みのようで、週末は晴れ間も出てお出かけ日和となるようです。

ご参拝の方々にはご不便、ご迷惑をお掛け致しますが、今しばらくご容赦願います。


境内整備

2014年06月10日 | 境内の様子

本日はじめじめとした一日になりました。

昨日は関東地方各地で大雨に見舞われたところが多くございました。

これからの季節雨も多く降りますので、本日水つまり防止の為、境内の排水溝の泥の掻き出しを行いました。

雨水と一緒に流れてきた泥、落葉が多くあります。

泥が多く流れ込んでいた為、約一輪車一杯分掻き出すことになりました。

今の時期湿気が多くじめじめとした陽気が続くと思われます、特にこの季節は衛生面にお気を付け下さい。


手水舎の清掃

2014年06月09日 | 神社知識・作法・歴史

暑い季節になると、雑草が繁茂するばかりではありません。日頃参拝の方にお使いいただいている手水舎もこの時期、放っておくと苔が生えてきてしまいますので、清掃を行いました。

冬場は外から入る落ち葉などに気を遣っていればさほど汚れる事もないのですが、夏になると毎週掃除をしなければ水底に緑の影ができてしまいます。

清掃した手水舎。「洗心」の字が見えます

そもそも手水とは、神様にお参りする前に『禊(みそぎ)』をして自身を清めるためのものです。

禊といっても頭から水をかぶったのでは大変ですから、手を濯いで身体を、口を濯いで心を清めて略式の禊とします。写真にもありますが手水の使い方は図付きの説明書きがありますので、参考にしてください。

 

手水に関しては偶に質問を受ける事もあります。

一つは“この水は湧き水ですか?”というもの。 この近辺は「湧水の里」などと呼ばれるように昔から湧き水が豊富にあったようですが、この手水舎は水道の水を使用しています。衛生上の理由もありますので、ご承知ください。

もう一つは“手水舎の水は飲んだり持ち帰ったりしてもいいですか?”というもの。 水は循環させていますが、どうしても外の空気に接していますので、飲用には使わないようご説明しています。持ち帰って駄目ではありませんが、あくまで手と口をすすぐためのものとしてご理解ください。


第2駐車場の草刈りを行いました。

2014年06月08日 | その他

今日もどんよりとした曇り空、時よりポツポツと雨も落ちてくる空模様です。

戌の日の日曜日とあって、安産祈願の方が多く見受けられました。

そんな中、空いている時間を利用して第2駐車場の草刈りをしました。

草が生い茂っております。

草刈り機を使用

2時間ほどでこのようになりました。

梅雨を過ぎると例大祭になるので、また改めて7月下旬にすることになりますが、雨が降り陽射しもあると草は一気に伸びるので、先ずは下草を刈り7月に本刈りとなると思います。


授与所の内側も綺麗になりました。

2014年06月07日 | その他

昨日からの大雨は今日も降り続いています。

大安土曜日で、初宮詣の方がこの雨の中お参りに来られました。

工事も行われていて、昨日今日と授与所の内側と参集殿のロビー天井の塗り直しをしました。 

朱塗りにして明るくなりました。

今後は一部ガラスの扉も替える予定です。

来週も不安定な天気が続くようですので、くれぐれもお身体ご自愛下さい。


今日も梅雨空。

2014年06月06日 | その他

朝から今日は雨。

昨日に引き続き涼しい朝となっています。

大雨の警戒情報はなくなったようですが、明日も雨は続くようです。

雨の粒も大きくて水溜まりに落ちると空気の泡ができます。

昨日よりもしっとり濡れて

今年の梅雨は、南米チリ沖に見られるエルニーニョという現象の為に長引き、且つ大雨に警戒が必要とのこと。

座間はこれからが田植えのシーズンとなります。

雨も大切ですが、日照時間も大切なので今後の長期予報に注意してみましょう。


梅雨入り

2014年06月05日 | 境内の様子

予報通り今朝から雨が降り、今日は久しぶりに涼しい一日になりました。

外掃除ができませんでしたが、幸い落葉の少ない時期です

参集殿水道の工事。小雨の中でも作業を進めてくれました

梅雨は“梅の生る時期の雨”という意味もありますが、元々はじめじめしてカビの現れる時期の雨、“黴雨(ばいう)”という言葉からきているそうです。

今座間で降っている雨はごく小雨ではありますが、どうやら日曜頃まで続く長雨になる見通しです。また、東海など太平洋沿岸では大きく荒れるような予報も出ています。

夏日の後で身体には芳しくない天気ですが、皆様も体調には十分お気を付けください。


梅の収穫始まりました。

2014年06月04日 | その他

蒸し蒸しとしていて少し動くと汗がじわーっと出て来るようなそんな日和です。

明日には天気が崩れ、梅雨入りとなるかもしれません。

そんな午後、雨が降る前にと梅の収穫を始めました。

大安という事もあって大勢で収穫することは出来ませんが、少しずつ取り始めました。

先ずは手の届く範囲で

 

いつもより少し小さめですが

こんな感じです。

本格的に収穫するのは今月中旬頃かと思います。

2月の大雪で太い枝がだいぶ折れて収穫量は例年よりかなり少なくなるかもしれません。


過ごしやすい天気となっています。

2014年06月03日 | その他

今日は朝方も涼しく、日中も昨日までの兎に角暑いという感じから脱して過ごしやすい日和となっています。

陽射しが差し込む神池の水面もゆらゆらと光りながら揺れて、龍の頭の上では亀が日向ぼっこをしています。

ここ数日はこのような光景が続いています。

サッカーのワルドカップもあと少しで開幕となり、日本時間3日早朝に行われたコスタリカとの親善試合も3-1と快勝しました。

日本代表選手達の体調やメンタル面もこの快勝でますます良い方へと上向き状態で15日のコートジボアール戦を迎えられるのではないでしょうか?

本日、当神社の神職も神道青年会の一都七県ブロックで行なわれているフットサル大会に参加しております。

神奈川県は7名の参加という事で山梨県と合同のチームで戦うみたいです。

巷でもこれから一カ月の間サッカー一色になってしまうかもしれませんね。

4年に一度行われるワールドカップは出場するそれぞれの国の威信をかけて挑んでいます。

今回がはブラジルという事で暑さや湿気という条件のもっとに世界トップのサッカーを見せてくれる選手たちに敬意を表して、又今サッカーでは何かと騒がれている人種差別の風潮が、今回のブラジル大会が成功することで一蹴されてゆくよう切に願っています。


改装工事の足場を撤去しました。

2014年06月02日 | その他

今日も暑い日が続いています。

今週末か来週には梅雨に入るみたいですがこの暑さは身体にとって厳しいものとなっています。

神社参集殿の改修工事も佳境に入っています。

外装もほぼ終わり外壁に設置していた足場も今日で殆どが撤去となりました。

参集殿の入口も工事用の足場があってわかりづらくなっていましたが今はすっきりとしました。

少し明るくなったような気がします。

 

駐車場側はタイルを貼るなどまだ工事が残っています

それでも足場がなくなるだけですっきり広く感じられるのは何となく不思議な感じがします。

後は、ロビーや1階の部屋の内装に取り掛かり完成となります。

今しばらくご不便をお掛け致しますが宜しくお願い致します。


6月水無月 月次祭奉仕

2014年06月01日 | 神社祭事

今日は6月1日、月のはじめという事で本殿・末社のお供え物を新しくし、水無月の月次祭をご奉仕致しました。

本殿での月次祭の様子

6月は和名で“水無月(みなづき)”と言います。

梅雨の季節でもあるのに“水の無い月”とは妙なようですが、“陽射しが強く、降った雨水も乾いてしまう”、“田畑の仕事が始まり、貯めた水を使いきってしまう”、または“水の月、という言い方が訛ったものである”と由来には諸説あるそうです。

ともあれ、今日は虫が鳴けば夏と言っていいほどの快晴になりました。明日までは夏日に迫るほど気温も高くなるそうですので、皆様も体調管理には十分御心配りなさってください。