すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

やる気漫々!

2008-02-24 22:10:23 | ひとりごと
 今日ははや出。7時半からの勤務なので、5時40分くらいに起床した。洗濯干したり弁当作ったりして、出がけに父の寝室へ。
 「おはよう。」
 「おはよう。父ちゃん今日は風呂に入る。」
・・・。入りたいではない、「入る。」断定形である。
 「私、はや出やけど、5時にはなるよ。」
 「かんまんぞ。戻らなんだら、一人で入る。」
・・・。脅迫じゃなかろうな?
 「何言いよんで!うちゃあ、嫌でよ。恐いけん!」
キヨちゃんは、そんな事があったら大変と、猛反対した。
 仕事を終えて、出来るだけ早く切り上げて5時過ぎに帰宅した。それからとりあえず低血糖を起こしてもいけないので、夕飯を食べて貰ってから入浴介助した。
 湯船に浸かっている内に、ひげ剃り、洗顔、歯磨きをした。千葉男さんお勧めの「アセス液」でのうがい。ゆったり浸かりながら水面から顔を出してる自身の「膝小僧」に
 「これ・・・何?ああ、父ちゃんの膝か・・・。えらい痩せたなあ・・・。」
と言った。
 「当たり前で。ついこの前まで、車椅子やったんで。これから、食べて動いたら太るわ。」
そう言って励ました。
 全身を洗って出ると、キヨちゃんと二人がかりでドライヤーをかけ、ワセリンを塗り、着衣をした。
 「薬なんぼ飲んだっていかん。こうやって、お前らが手を掛けてくれることが一番の薬じゃ・・・。ありがとう。」
父の珍しく素直な言葉に、涙が出そうだった。
 チューブ出口部の消毒や、フランドルテープを貼ることをキヨちゃんに任せ、私は洗濯した。
 今日は朝からしっかり食べ(トースト、ミルク、フルーツ)、昼も食べた(お粥とウルメイワシと卵焼き)らしい。夜は私も一緒だったが、お粥とウルメイワシと卵焼き半分と焼きそば皿に半分と酒のかすを少し。自分でも
 「調子に乗って吐くんじゃないかと心配したけど、ムカムカせん。」
と言っていた。
 頑張れ父!春は近いぞ!!

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コメント (3)
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