今朝も目覚めると雪景色になっていた。気温がさほど低くなかったのか、凍結はしてなかったし道に降り積もってはなかったが、木々がすごかった。
ゆっくりめに起き出して、キヨちゃんと墓参りに行った。今日は父の月命日だ。
それから、私は歯科に通院。その間にキヨちゃんはお買い物。パンジーを沢山買った。花はキヨちゃんの唯一の楽しみである。
午後は親戚の家に遊びに行く。父の母親のような姉96歳、その娘、孫、曾孫家族、曾孫、やしゃごの5世代9人家族である。父のことをいつも心配していたばあやんは、まだ父の死を受け止めていない。認知という優しい忘却が彼女をほのぼのと生きさせている。そして、時折現実に戻っては泣くのだ。
今日も父のお供えのビスケットを持参すると、ビスケットを食べながらさめざめと泣いていたが、しばらくすると
「今日は早う帰らんと、父ちゃん待ちょるぞ。」
と言う。
「ことうない。父ちゃんもう待ちょらんけん。」
「ほうか、ほんならいいな、ゆっくりできるな。」
私の言葉を聞いても上機嫌だった。父の形見分けであげた半纏を着て、それがそうだと認識しているのに、父の死と結びつかない不思議。ばあやんにとっては本当に認知は優しいクッションであると思う。
明日の天気はどうかな。あんまり大雪じゃないといいな。家にも、ばあやんにも早く春よ来い。
ゆっくりめに起き出して、キヨちゃんと墓参りに行った。今日は父の月命日だ。
それから、私は歯科に通院。その間にキヨちゃんはお買い物。パンジーを沢山買った。花はキヨちゃんの唯一の楽しみである。
午後は親戚の家に遊びに行く。父の母親のような姉96歳、その娘、孫、曾孫家族、曾孫、やしゃごの5世代9人家族である。父のことをいつも心配していたばあやんは、まだ父の死を受け止めていない。認知という優しい忘却が彼女をほのぼのと生きさせている。そして、時折現実に戻っては泣くのだ。
今日も父のお供えのビスケットを持参すると、ビスケットを食べながらさめざめと泣いていたが、しばらくすると
「今日は早う帰らんと、父ちゃん待ちょるぞ。」
と言う。
「ことうない。父ちゃんもう待ちょらんけん。」
「ほうか、ほんならいいな、ゆっくりできるな。」
私の言葉を聞いても上機嫌だった。父の形見分けであげた半纏を着て、それがそうだと認識しているのに、父の死と結びつかない不思議。ばあやんにとっては本当に認知は優しいクッションであると思う。
明日の天気はどうかな。あんまり大雪じゃないといいな。家にも、ばあやんにも早く春よ来い。
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