すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

色々あります、やっぱり月末・・・

2012-10-30 20:08:24 | ひとりごと
 うちのキヨちゃんが、しばらく前からお腹の辺りの皮膚が「ひりひりする」と訴えていた。
 「帯状疱疹じゃなかろうか。」
と、すぐに大変な病気になりたがるキヨちゃんだが、それは素人目にも違うと分かった。
 私的には最近4キロも太ったので、お腹辺りが「鏡餅」状態になっているので、擦れて痛いのじゃないかと思っていた。実際、お年寄りにはおっぱいの下や、お腹の「ブラウジング」にただれが出たりしやすいのだ。
 そこで昨日皮膚科に行ってみる事にした。私は月末で仕事なので、キヨちゃんだけ。予約無しだから丸一日かかる。
 キヨちゃんがいずれにしても「どろどろ」に疲れて戻ると分かっていたので、出来るだけ早く帰るつもりだった。
 午前中入院中の担当様が亡くなったとの連絡が入る。ある程度覚悟はしていたが、入院先が県外で、お見舞いにも行けないままだったので、ショックだった。
 そして一軒目の訪問。いつもなら居間に座っている担当様がいない。ご家族に聞くと
 「それが・・・。一昨日の晩から起きないんです。」
と言う。え、え、え・・・。
 「え・・・と、お食事とかは。」
 「いえ・・・。」
 許可を取って一緒に寝室に。ご家族が声をかけて、しばらくするとようやく覚醒。とりあえず安堵した。年齢的にも、少しずつこういう風に眠る事が多くなるのかも知れない。
 しかし、流石に丸一日以上寝ていたわけで、衣類もリネンもおしっこでぐしょぐしょである。一緒にお手伝いして、着替えとシーツ交換、軽く清拭をした。本当はしっかり拭いて差し上げたかったが、あまり「熱い」お湯が出なかったので、かえって風邪を引かせてしまうのであっさり拭いた。
 当のご本人は、そ知らぬ顔で居間に移動して新聞を読んでいる。まあ、さらに安堵。
 事務所に戻って、とりあえず全部着替えてから仕事再開。そこへ、担当様が外出先で気分が悪くなり救急車で運ばれたとの知らせ。幸い点滴だけで戻れたので良かった。
 そして、認知症の進んだ方で、老老介護の奥様が血圧が200近くに上がり、熱も40度以上も出たとの知らせで、緊急避難的にショートステイを利用したが、不眠で大声を出す担当様に、施設側から
 「事情が分かるので、今回は受けたが、今後はうちでは無理です。」
と言われる。スタッフも頑張ってはくれたらしいが、何分他の方の不眠も引き起こしたので、厳しいと言われ途方にくれた。
 しかし、そこへ受けてくれると言う施設から連絡。車で40分以上かかるところだが、電話よりはととりあえず、情報を持って施設を訪ねた。正直に利用した施設での状態も、記録を抜粋して伝えた。それでも、
 「環境が変わればあり得る事ですし、何とかうちで生活リズムが整ってくれる事を期待します。」
と言ってくれた。
 それからご家族や、主治医や、在宅酸素の会社に連絡。そして、計画書や提供票つくり・・・。
 そんなこんなで・・・。結局20時過ぎ。戻ってキヨちゃんに結果を聞くと、
 「皮膚科じゃないって。神経じゃけん、整形外科へ行けって。」
・・・・えええええ。もう!頼むから、めんどい病名とかつけないでよ。

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コメント (2)
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