すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

キヨちゃん通院

2013-02-09 16:14:14 | うちのキヨちゃん
 昨日うちのキヨちゃんは県立病院に行ってきた。先月地元のかかりつけ医で検査をしたら、腎臓の数値や炎症値がわずかだが高かったからだ。ついでと言っては何だが、ふらふらしたり手が震えたり(所謂軽い震戦)が時々あるので、脳外科にもかかった様だ。
 本当は痰がらみもするので(・・・って一体いくつ不調があるのだ)、耳鼻咽喉科もかかりたかったが、勤務医で週に数回しか開いていないので諦めたらしい。
 泌尿器には先月の検査結果を持っていくのだと、きちんと片付けて、はい、何処に行ったか分からなくなり。
 「覚えてないか?」
と聞かれても
 「これと、これと、これが高かった。」
と言うくらいで、数値は覚えていない。とりあえず、高かった項目だけメモして行ったが、当然それでは分からないといわれたらしい。ただ、今回の検査結果ではどれも問題ない数値だった。
 ところが脳外科は予約でないので時間がかかると覚悟していたものの、丁寧な対応で更に時間がかかったらしい。先生が症状を聞き、薬を見て 
 「何故アレルギーの薬を飲んでるの?痒い?」
と聞く。
 「いいえ。」
とキヨちゃん。いやいや、おそらく痒いと訴えて出してもらったのだろう。でも、治っても先生は言わなければ出し続けるのだ。他にも疑問に思う薬は幾つかあり、以前に私も
 「先生、この薬は必要ですか?」
と聞いたことがあるが、その時は必要だといわれた。
 今回脳外科の先生が
 「この薬の副作用かもしれないので、その先生と話をするまで待ってください。大体薬が多すぎです。」
と言う。しかし、かかりつけ医は午後から往診に出て、戻るのは17時である。そんなことをしていては、家に帰れないと泣き付いて、次回受診を来週にすることで話をつけたようだ。
 今朝、一緒にもう一度薬を確認。
 「母ちゃん、痛み止めはまだいるの?」
 「どこっちゃ、痛うない。何で出とるんだろ?」
・・・いやいや、おそらく前に足が痛いの腰が痛いのと訴えていたので、その時の薬だ。また、以前父が存命だった頃、キヨちゃんが急に脱力して救急で診て貰った上に入院した事がある。それ以来、血管拡張の薬ではあるが「抗てんかん薬」が出ている。これが以前私が聞いた薬だ。
 とりあえず、副作用にその二つに関して今キヨちゃんが悩まされている、排尿障害としびれなどがあるので、次回受診までその二つだけ外してみようかと二人で話した。
 どこの医者も薬には知識がない人が多い。そして言われれば足し算で、決して引き算はない。稀にこういう親切な医師に会うと薬の見直しができる。父の時もそうで、11種類もあった薬を泌尿器科の先生がかなり減らしてくれた。中には「飲んではいけない、飲んでも利かない(つまり父の病気ではと言う意味)薬」が入っていた。怖い話である。
 だから私も気をつけていたつもりだが、最近は薬剤師さんからの的確な説明もあるので油断していた。反省。これで、薬が減って症状が改善すればいいのだけど。


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コメント (2)
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