すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

台風もお盆も何事も無く過ぎ去り・・・

2019-08-18 07:58:02 | うちのキヨちゃん
 心配された台風だったが、特に被害も無く無事通過してくれた。キヨちゃんは14日の夕方、近所のお寺にお願いした。ここは別に避難場所になっているわけではないが、近所のおばちゃんなどがこういう時にお願いする。もっとも前回は3人、今回も2人と何だか気の毒な感じではあった。
 とりあえず、簡単に食事をしてシャワーを浴びてもらい、おにぎりとおやつ、内服を持って寺に向かった。途中近所のおばちゃんと合流。結局泊ったのはこの二人である。
 家ではリュウは前日から玄関で寝ている。ながらくシャンプー出来ていなかったが、ようやくこの日は予約で来ていたので台風の来る前にトリミング。

     

 くろべえは涼しいところを探して移動するが、この日はお風呂の洗濯機の前に陣取った。

     

 出勤している職員は、デイの時間調整やそれに伴う他のサービス変更などに追われただろう。私にしても、事業所から台風の為の変更や中止の連絡が相次いだ。
 15日は台風が最接近した日。たまたま私は休みでくりりんも台風で休みになった。当日雨も風もそれなりに強い時間帯はあったが、台風ほどでもなく行き過ぎとりあえずほっとする。
 夕方になってキヨちゃんを迎えに行く。お寺では前回同様、美味しい食事など出していただき、楽しく「女子会」をやったようだった。
 「気の毒なけん、もうこれからはお寺には頼めん。」
とキヨちゃんは言ったが、これ、前回も言っていたのである。結局のところ、キヨちゃんはお寺が安心なので多分次も行くだろう。ま、父のお墓のそばという安心もあるらしい。
 帰ってきてキヨちゃんが、
 「すず弁当してくれたのはええけど、箸が入って無かったけん、弱った。」
と指摘があった。そうなのだ。わたしはうっかり箸を入れ忘れたのだ。とは言え、お寺に箸位はあるだろうから、まあいいかと思っていたのだが、見える場所になかったらしい。
 ただ、朝ご飯をしっかりシャケや卵焼きを出してくれたと言うから、
 「朝ご飯にお箸ついてたんだろう?ピクルス、その時でも食べたら良かったのに。」
そう言ったが、その時には思いつかなかったらしい。そして、あのキヨちゃんがお箸貸してくださいの一言が言えない・・・、う~ん、不思議だ。

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コメント (2)
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