すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

心が震える・・・フィギュアスケート

2020-02-07 22:15:26 | ひとりごと
 最近、書く事があまり無くなったが、私のフィギュア熱が冷めているはずも無く、シーズン中はくりりんとチャンネル争い(だいたいくりりんが録画で我慢してくれる)となる。キヨちゃんは勿論観るのだが、夜なら寝室で見るので私とは別になる。
 昨今、女子も男子もジャンプのレベルがとんでも無い事になり、昔夢だった4回転は当り前、今では高難度の4回転を複数回入れないと勝てないという時代に。
 なので、勿論切磋琢磨してレベルが上がるのは良い事でもあると思うのだけれど、その一方で芸術性はどうなのだ・・・と思わずにはいられなかった。
 昨年末の全日本選手権。高橋大輔選手のシングル最後の演技。不運にも直前に怪我をして万全ではない状態だったのだが、33歳という年齢では考えられないほどのハードなダンス。かっこ良すぎて涙が出た。
 羽生選手もこの4回転時代に、これ以上ないほどの最高難度のプログラムを行ったが、それはとても厳しい世界だった。
 そんな中、ジェイソン・ブラウン選手など4回転なしでも圧巻のパフォーマンスを見せる選手もいる。ぶれない、芯がある。
 そして、その答えを羽生選手が見せてくれた。「自分らしい、自分でいられる」ことへの回帰。
 今夜のSPは心が震える演技だった。彼の実力があれば、高難度の事をぎゅうぎゅうに詰め込む事も可能ではある。でも、美しい心震える演技はそう言う事では無い。
 今夜叩きだした成果最高得点は、その結果ではあるが、本当はもっと「出来映え点」がどの選手にもきちんと反映されて欲しい。ジャンプが跳べたから・・・ではなく、いかにクリアに跳べたか、ちゃんと見て欲しい。
 明日の女子。女子も高難度の演技が予想される。ロシア勢が出る世界選手権ではもっとである。だからこそ、ひとつひとつの出来栄えをもっと評価して欲しい。


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コメント (3)
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