すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

私的にはデートだけれど・・・

2020-02-19 17:22:25 | ひとりごと
 珍しくくりりんとお休みが合った。いつもなら繁忙期のくりりんだが、コロナ騒ぎで閑散としているらしい。なので、比較的お休みが入りやすい。もっとも私が調整以外は土日が基本なので、キヨちゃんの病院でもない限り、なかなかくりりんと合わないし、くりりんのお休みはギリで無いと分からない。だから、本当に久しぶりだ。
 結婚記念の月だが、これと言って何も二人でしていなかったので、どこかに出掛けようと話したのだが、どうしてもキヨちゃんを置いて行くので、別に介護が必要な年寄りでなくても、やはり長い時間は空けにくい。
 初めは映画を考えていたが、今狭い空間に行くのはちょっとためらわれる。そして、映画館もそこそこ遠いし、今観たい映画も無い。
 ならば、くりりんがスケートに行こうと言い出した。私は2回しか行った事が無いし(何しろスケート場が近くに無い)、観る専門で2回とも何とか歩けた程度だ。少し遠いが、朝出かけて2時間くらい滞在して急いで戻れば、キヨちゃんのご機嫌も損ねないだろうと。
 しかし、結局朝になると色々考えてしまい、
 「で、どうしたいの?」
と言う事になり、お昼を食べて買い物する・・・だけになった。
 朝キヨちゃんに出掛ける事だけ伝え、頼まれた買い物メモを貰う。お腹の調子が悪くて失敗したと言うので、トイレ掃除と洗濯も3回。ついでに自分たちのリネン交換もして、マットレスの方向転換、窓ふきも少しして。キヨちゃんに頼まれて大根を15本ほどくりりんと収穫して運んだが、霜でキンキンに冷えた大根。二人とも手が痺れるほどだった。
 私が掃除している間に、くりりんは自分の靴磨き(くりりんはマメ)。何だかんだ11時までバタバタしたので、それから出掛けた。
 おしゃれにどこかで・・・なんてすることもなく、回転寿司でお昼をしっかり食べて、それからほぼ日用品の買い出し。私の欲しかったスケジュール帳を何軒も探しまわりようやくゲット。キヨちゃんに半額になった松潤のカレンダーをお土産にして、16時過ぎには自宅に戻った。
 「若い頃な、定年になったら二人であちこち行こうなって話していたのに、その年になってみると親の介護がついてきて、出来ないもんよ。行けるうちに行っておけば良かったなあって今話してるところよ。」
と笑いながら話してくれたご近所さんの言葉がよぎった。これからはもっとそうなるだろうな。私的にはくりりんといられたら、買い物でも家でDVDでもデートだけど、くりりんには気の毒している。


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コメント (3)
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