すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

プロファイリングしやすいキヨちゃん

2020-04-20 20:11:11 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは奇想天外な事をやらかす割に、行動や心理は読みやすい。
 例えば、つまみ食い。夜中お腹が空いてちょっとつまんだのだろうな~と分かるのは、お皿のラップを元に戻せないからだ。ここから、このくらいの何かを摘まみだして食べたよと言わんばかりだ。
 例えば畑仕事。これは生きがいだから、怪我をしない程度に頑張って欲しいが、畑を耕すのが無理になり、人を雇うようになった。次に苗を植えるのもきつくなって人を雇った。そして、毎日の水撒きは、
 「母ちゃんとてもしんどい。すずやってくれ。」
と言うので、花や野菜の水は私かくりりんがやっている。その上で、
 「どうぞ、母ちゃんがあずって野菜作っておるけん、助かるだろう。」
と言う(笑)。
 例えば買い物。普段は私に買ってきてくれと頼むのだが、例えば苗物のように自分の目で見ないと納得しないものは、タクシーででも買いに行く。そして、焼酎は大事にリュックに入れて帰ってくる。
 そのキヨちゃんが、この前の買い物で、
 「すず、料理酒がなかった(少なかった)けん、買っておいたぞ。」
と有難い報告。
 「あ~、ありがとう。」
と言ったものの、最近キヨちゃんはほとんど調理をしない。うちの料理酒は普通の日本酒パックを使っているのだが、確かに前日私が使った時に、ちゃぽちゃぽと少なくはなっていた。
 で、料理をしないキヨちゃんが日本酒の量を知る一つの要因は、これ、飲んでいるわけである。多分。キヨちゃんは焼酎派だが、なければ酒も好きだ。自分で飲んだから補てんしたのだろう(笑)。
 まあ、飲みすぎさえしなければ、いいのだけれど・・・。

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コメント (3)
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