すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

くろべえのおむつ交換

2020-08-20 21:01:51 | うちのキヨちゃん
 くろべえもすっかりおむつ生活に慣れた。それでも、うんち君がしたい時や、おしっこも訴える時はあって、その時はくりりんか私が付き添う。足が弱ったとはいえ、徐々に回復しつつあるくろべえは走ることもあるので、キヨちゃんでは追いつかない。
 食事がまずまず摂れるようになって、うんち君も最近は週2回ペースで出ている。良きかな良きかな。
 さて、そんなくろべえのおむつ交換だが、朝起きたら私が替え、仕事から戻ってからと夜の訴え時は私かくりりんが替える。なので、仕事に出ている昼間はキヨちゃんが2回ほど替えてくれている。
 夜おむつ交換をしていると、
 「すずは上手じゃなあ。くろべえじっとしとる。気持ち良さそうにする。」
と感心していた。実はおむつ交換は私よりもくりりんが上手だ。それこそ、子供を扱うように、
 「ね~、キレイキレイね。気持ちいいね~。」
と声かけしながら優しくするのだ。
 なので、最近は私も習って声かけを丁寧にしていると、くろべえも喉を鳴らすようになった。
 「母ちゃんがしたら、嫌がって暴れる。」
と言うので、こんな風にしてるよと説明した。するとキヨちゃん、
 「やっぱり、これで拭いたらしみるんかなあ・・・。」
と指差した。
 当然おむつのそばにはお尻拭きを準備しているのだが、開け方が分からなかったのでティッシュペーパーで拭いていたようで、それでは乾いていて綺麗にならないと思ったキヨちゃんは、何とアルコールティッシュで拭いていたというのだ。
 「お母さん!それは痛いです!」
と思わずくりりんがくろべえを代弁した。
 油断大敵・・・、キヨちゃん。

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コメント (3)
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