すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

キヨちゃん、手を広げすぎ・・問題。

2020-08-02 22:32:10 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは、自分でもよく働くが、歳をとってからは人を雇う事も多くなった。それはその方が安心なのだが、その頼み方に問題がある。
 一つには、キヨちゃんの中で
 「この仕事はAさん、この仕事はBさん」
などの使い分けがある。それは特に問題では無い。それぞれ得意分野があるからだ。しかし、例えば同じ草刈りでも、
 「山のここまではAさんで、ここからがBさん」
というよく分からない線引きがある。いっそ、どちらかに任せればいいのに、どちらかがした後に、また他の人が来る事になる。
 また、その人たちを雇うために、
 「恥ずかしくないように周囲を片づける」
ということまでする時がある。
 そして一つには、同時期に色んな人に仕事を頼んでしまう。頼んだ記事が早い内からなので、本人は忘れてしまうのか、
 「以前頼まれた仕事、今日行きます。」
と電話があってから、
 「あれ、困った仕事が無い。ほな、あれしてもらおう。」
と段取りする時がある。それはどうなんだろう。
 そして、よくまあ今までダブルブッキングしなかったもんだと思うのだが、あちこち頼むので、さてと言う時に、
 「そこはもう大丈夫。」
と断らなくてはならなくなる。
 そして、一番困るのは本当に頼んだか頼んでないのか分からなくなるのだ。先方は頼まれたと言うし、キヨちゃんは頼んでないと言う。なので、
 「すいません、きっと母も忘れてしまうので、頼まれていても直前に確認して貰っていいですか?」
とお願いする羽目になる。
 更に、どこかに良い人がいると聞くと、その人も頼んでみようかと言い始める。なので、今回新しい人は、特に県外の業者さんだとも言うので、
 「今はコロナの時期だから、なるべく知らない人との接触はやめて。新しい人はダメ。特に県外はダメ。」
と止めた。
 やれやれ・・・、まだまだありそうなキヨちゃんである。

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コメント (3)
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