すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

徳島のソウルフードになるのかな?芋餅。

2024-06-29 15:43:24 | ひとりごと
 色々私が訪問したり手助けをすることで、おじさんは気を使って時々ビールやお酒なんかをくださる。それこそわらしべ長者なのだが、昨日けんみさんに行った時のお礼の電話の声が辛そうで、今朝電話したらおばさんが、
 「今日は寝よる。」
と言うものだから、心配になってきた。
 丁度おじさんに貰ったサツマイモがまだ沢山あったので、初めて芋餅を作ってみた。

     

 これは、蒸かしたサツマイモと餅粉を蒸したものを捏ね合わせて、餡を包んできな粉をまぶすというもので、普通の餅などに比べると随分と柔らかい。
 その餅を持っておじさんの様子を見に行ったら、確かに横になっていたが、すぐに起きてくれたし、機嫌は悪そうになかったので一安心した。
 昨日休みだったくりりん。今日は違う場所での仕事があるだろうと言っていたのだが、予約が少なく手が足りるからと休みになっていた。昨日の疲れもあるし、たまには家でのんびり録画した番組を観たり、音楽を聴いて気ままに過ごしていたが、途中トイレの便座の緩みなどを直してくれ、ついでに普段見えない場所の掃除になった。
 午後、昨日出掛けた時の金銭出納帳を付けていたらキヨちゃんの話し声がする。母屋に向かうとおじさんが来ていて、気を使ってビール一箱とお供え用に日本酒を持参してくれていた。
 「困った時はお互い様なんじゃし、気を遣わんとってよ。」
とは言ったものの、有難くいただいてしまう。
 久しぶりに父の仏壇に手を合わせて、
 「おじき、わしもせこいわ。」
と父に少し弱音を吐いていた。
 お茶と芋餅を出して、しばらくキヨちゃんとも話をしたおじさんだが、少しは胸のつかえが取れただろうか?明日は日帰りで娘さんが戻ると言うから大丈夫かな?

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コメント (2)
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