すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

七草粥どころではなかった・・・。

2025-01-07 19:45:36 | うちのキヨちゃん
 喉が痛いと言いつつも、咳が続いているものの熱の出なかったキヨちゃん。今朝も本人的には普通だと思っていたようだが、測ってみると37.9度の高熱。これでは確実にインフルエンザがうつったかもしれないと、かかりつけ医に相談。熱が出た時間から判断して、14時20分に受診してとの指示だった。
 とりあえず部屋で安静にするように伝えて、食事も薬も部屋に運んだ。それから、キヨちゃんが起きて来ない間に、居間・台所・私たちの部屋、つまりはキヨちゃんの寝室以外は全部換気した。
 そして洗濯物を干してキヨちゃんの部屋を訪ねるといない。トイレにもいない。探すと換気して全く火の気のない居間の炬燵に潜り込んでいる。
 「何しよるん?今日は熱あるけん部屋でおって!」
声掛けして引っ張り出すと、何と下は紙パンツ1枚である。
 熱でぼんやりしてるのだろうが、こちらもまだ回復途中でヘロヘロなので、抱きかかえて運ぶ体力はない。何とか這ってもらってベッドに入ってもらった。
 お昼は昨日いただいたお赤飯の残りがあったので小豆粥にして運んだ。急かさない様に離れで時間をつぶし、良いころ合いに訪ねてみるといない。今度はトイレ前でうつぶせに倒れていた!
 「母ちゃん!」
 受け答えは出来るし出血やたんこぶも無い。しかし、打ったとか打たないとか痛いとか痛くないとかは二転三転する。そして動けない。どうにかこうにか部屋まで運んだが、床のムートンの上にうつぶせに倒れたままどうも出来なくなった。失禁したパンツ類を何とか交換し、そのまま上から毛布を被せてかかりつけ医に相談。とても受診できる状態ではなく、救急搬送することとなった。
 救急隊が来た時も寝返りも出来ないので3人がかりで担架に転がす形だった。救急病院が受け入れてくれたが、私が罹患者のため中に入れない。駐車場で待機して電話で指示を待っていた。外は車が揺れるほどの風と時々雪。回復途中の体に堪える・・・。
 結局インフルエンザAの感染はすぐ判明した。やはり私が気を付けていたようでもうつしてしまったのだ。その後も念のために色々検査してくれ、打った頭も問題なく、打った膝も問題なく、血液検査も若干気になる数値はあるものの、大事は無かった。ただ、足が立たないようでは連れて帰っても家に入れる事すら出来ないのでその辺りを相談。
 こういう時、先生の前では出来てしまう年寄りあるある・・・。
 「今手引きしてみましたが歩けますね。膝も痛くないと言ってます。」
と先生から電話があったので連れて帰ったのだが、どうもこうもへろへろである。何とかくりりんと二人がかりで部屋に入れたが、薬も自分で口に運べないので介助した。
 まあ、熱さえ下がれば大丈夫だろう・・・。今夜からの薬に期待・・・。

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ふくだ)
2025-01-07 21:09:11
いやぁ、すずしろさんも、体調の悪さを一瞬忘れるほどびっくりしたことでしょう。
大事にはならなかったとは言え、家に戻ってからが心配ですよね。
この言葉しかない。できるだけお大事に!!
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ふくだ様 (すずしろ)
2025-01-08 09:00:44
おっしゃる通りです。
それは想定以上に困りました。
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