すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

失恋

2025-03-10 20:47:43 | ひとりごと
 あなたの顔を
 こんなに近くで見たのははじめてです
 あなたの当惑う声を聞いたのもはじめてです
 皮肉ですね
 こんな こんな形で経験するなんて・・・
 私の思い描くのは
 優しい暖かな夢ばかり
 片思いって判ってて 一途に恋してた
 あなたは今でも 暖かくてとてもやさしい
 傷つけまいと気遣う あなたのやさしさが
 よけい わびしく せつなくつのってく
 好きです
 今は吐息に変わるだけ



*高校生の頃の失恋。思わぬ形で気持ちが伝わり、ふられたわけですが、どう言えば・・・と断る言葉を探しあぐねていた優しい人でした。


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詩を書くこと。

2025-03-10 20:25:54 | ひとりごと
 中学生の頃、とても素敵な詩を書く同級生がいた。私も好きで書いていたが、足元にも及ばないほど私の詩は稚拙で、それ以前に改行や行間を開けるということすらろくに出来ていなかった。
 一度国語の先生に褒められた詩があって、それ以来すっかり詩を書くことが好きになり、また同級生たちと詩を見せ合う事で刺激も受けた。
 高校生の頃、今で言う「推し」へのファンレターに詩を添えたら、丁寧なお返事を貰い、時には添削もしてくださり、またその方に勧められて「詩」だけでなく「詞」にもチャレンジしていった。
 その後も長く詩を書いていたが、ここ何年も書いていない。日々の事に追われているのだな・・・と感じる。
 ふとそんなことを思い出して、大学生の頃に記念に作った詩集を引っ張り出してみた。当時、同人誌を友人が作っていたので、そのやり方でワープロやイラストも友人たちに助けてもらいながら、漫画原稿用紙に貼り付けて印刷に出した。今となっては懐かしい思い出だ。
 で、思い出しついでに、少しだけ高校時代や大学時代のつたない詩をアップしてみようと思う。
 (因みに本のタイトルは「雨だれ石を穿つ」からつけました。なので一応恋の詩集です。)

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