すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

何だか、色々と、あれやこれやと、気がもめたり・・・

2018-07-21 00:39:50 | ひとりごと
 今朝、近所のおばさんが亡くなった。
 実は一昨日夕方倒れたと連絡があったのだが、ちょうどキヨちゃんの病院でその時間まで不在で、知ったのが遅かったのだ。
 今の時期だし、熱中症かな?脱水かな?と心配しつつも、
 「落ち着いたらお見舞い行こうね」
位の気持ちでいたのだ。しかし、実は思いのほか重篤であったことを後から知ることとなる。
 その日のうちにも亡くなってしまうかもしれないとの情報で、見舞いに行くにも家族以外面会できる状態でも無くなり、キヨちゃんと連絡を持つ状態だった。
 今日私は仕事。仕事中に訃報が入る。通夜は明日で、明後日が告別式と聞いたが、本来なら近所だしすぐにでも行くべきなのだが、お約束している予定が外せなかった。
 そしてこんな時に限って、緊急性のある相談事が2つも舞い込む。
 ひとつにはこの大雨で道の復旧のめどが立たず、施設を探してほしいと言う電話。しかし、介護保険証が見つからない。よくよく話を聞いていると、どうやら郵便も届いていない。
 そこで郵便局に問い合わせると配達できないので預かっている様子。ご家族の意向があれば、担当ケアマネでも受け取れるか交渉。しかし、委任状が無いと出来ないと言う。
 つまり配達は無理ですよ~って状態の場所に委任状を貰いに行って、それからってことで、それはちょっと厳しい。保健センターに事情を話しても個人情報だから教えてはもらえない。
 そして肝心の施設は、どこもこの災害で満床状態。かろうじて空いている施設の情報を伝える。
 もうひとつも急いで施設を・・・である。こちらはまだはっきりしないがご家族が入院するかもしれないとのことで、こちらも何とか対応できるところが、遠いのだが仮押さえは出来た。
 電話の応対に追われる内に、キヨちゃんから泣きそうな声で電話。分かってはいるが、すぐに動く事が出来ない。何とか最後の訪問については、日延べをしてもらい、それまで走り回り、電話しまくり、16時前に時間休を届けでして帰った。
 キヨちゃんは先にご近所の車で出発していたので、着替えてくりりんに電話して追いかけた。
 実感が無かった。おばちゃんの顔を見て、初めて亡くなったと言う事実を飲みこんだ。それほど急だったし、こうやって帰ってくるとやっぱり現実感が無い。
 キヨちゃんにとっては、ちょっぴり厳しめのお友達との間に入ってくれる緩衝材のような存在だった。いつも穏やかに笑っているおばちゃんだった。
 そしてその厳し目のお友達にとっては、いつでも一緒にいる仲良しさんだった。
 キヨちゃんも寂しいだろうが、そのお友達おばちゃんの方がこれから心配だ。


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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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お見舞い申し上げます (山のすずめ)
2018-07-22 00:46:44
何と 忙しい事。お見舞い申し上げますわ。
人様のお世話は ホント大変!
ご苦労様です。
早く 道も復旧しますように。

ご近所さんのご不幸に、きよちゃんもお心落としでしょうね。どうか、体調を崩されないよう、御自愛下さいね。
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山のすずめ様 (すずしろ)
2018-07-23 21:29:07
色々あります。
本編で書きますが、もう何だか、うそみたいです。
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