すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

ちょっと長かった一日・・・。

2024-08-23 21:10:57 | ひとりごと
 今日は親戚のおじさんを眼科受診に連れて行く日だった。おじさんの通院などはお姉ちゃん(娘さん)も対応してくれているのだが、県外から仕事を休んで行っているので、回数が多い時は私が対応している。
 ただ最近おじさんの状態が変わってきていて心配が多い。元々はおばさんに物忘れが出て、おばさんのフォローをすることから関わっていたのだが、変わっていくおばさんの状態におじさんがオーバーヒート状態となった事や、若い従弟の訃報などから一気にメンタルに来たようで、それが物忘れなどの状態になっていったように思う。
 最近何だか心配な状態も多くなっていたのだが、家を出る時も、
 「わし、家のカギ閉めたか?」
と二度ほど聞いてきた。
 「この頃、目薬を入れたかどうかも分からんなる。」
と言い、確かにこの前薬も間違えて飲んでいた様子だった。
 体調が悪いと言うことは無いのだが、やはり様子が以前とは違うと感じたのか、受付の段階で眼科の看護師さんに、
 「大丈夫ですか?お加減悪いですか?」
と聞かれる。
 おじさんの受診が終わり、目薬の説明を受けた時に、これはおじさん一人では難しいのでは?と心配になった。白内障の手術の前の点眼なので、きっちりする必要があるのだ。一日4回となると私たちがフォローしたとして寝る前とかは家族が電話で確認するとかするしかないか・・・と、お姉ちゃんにラインした。
 帰りに買い物したいと言うので付き合うが、途中で足の痛みが出て早く帰りたいと言い出したので、早めに切り上げて戻った。そのままでは分からなくなるので、点眼薬はケースに入れて番号を打ち冷蔵庫保存し、説明の文も冷蔵庫に貼った。隣の親戚のお姉ちゃんにも一緒に観てもらい、お姉ちゃん(娘さん)に書類や冷蔵庫保存の状態を写真で送った。
 おじさんのお昼が気になったので冷蔵庫を見ると、昨日私が夕飯に持参したおかずが半分残っていたので温めてて出そうとレンジを見ると、夕べ食べようと温めたらしいパックのご飯が手付かずで残っていた・・・。
 家に戻ってお昼ご飯。キヨちゃんには朝おにぎりやおかずを用意していたのだが、パンも食べたかったようで探していた。今日に限ってパンも無いので、午後のおやつには何かそういう物を作ろう・・・と思いながらちょっとうたた寝。
 そこへおじさんの隣のお姉ちゃんから電話。
 「今様子を見に行ったら兄さん(おじさん)頭怪我している。」
ええええ~!
 大したことは無いようだとは聞いたものの、頭だけに心配なのでそれから二人ついて近医を受診した。幸い小さなたんこぶと擦り傷だけだったが、結構派手に擦り剝いていたし、どこでどう転んだのか覚えていない上に、車に乗った時点では、
 「どこへ行くん?」
の状態だったので、これまでの物忘れなのか頭を打ったせいなのか分からず不安になった。
 とりあえず綺麗に洗ってくれて、特に薬を塗る必要もないとのことで、後は清潔にして体調などに変化がないかだけ注意観察してくれとの診断。お姉ちゃんに連絡したら、予定を変更して急遽今夜帰ってくれることになった。
 「お前らには世話になりっぱなしじゃ。どうしてお返ししたらええか思いつかんけど、もう少し辛抱してくれの。おっちゃん元気になったらなんかお返しするけん。」
おじさんは帰りの車の中でそう言った。
 「私たちに気を使うことは無いよ。こんなん親戚お互い様でえ。」
と私は笑った。
 本当におじさん元気になってくれると良いな・・・。

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ふくだ)
2024-08-24 16:39:34
おじさんの言葉にぐっときます。
そうだよ、元気になってね!
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ふくだ様 (すずしろ)
2024-08-25 15:57:48
本当に元気になって欲しいです。
きっと誰かがいれば大丈夫なので・・・。
返信する

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