結局さみしがりやのこじかのリアクション

　日曜の夕飯は大きめの茶碗蒸し、ポテトフライ、唐揚げ、生野菜だったのだが、やっぱりさみしがりやのこじかキヨちゃんは、一緒にいれば完食出来る。
　しかも、ま～君が立ち寄ってくれた。と言うか後で知ったのだが、前日キヨちゃんはま～君の婆ちゃんに電話をかけて、
　「昨日はま～君が寄ると思うて、梨を剥いて待っていたのに・・・。」
と言ったらしい。で、
　「帰りにはちゃんと挨拶して行けよ。」
と言われたま～君。
　「分かった。今日は梨を食べてくるわ。」
となったらしい。・・・ごめんなさいである。
　で、さあ、ジュースを飲め、梨を食べろとぶっちぎりの笑顔のキヨちゃん。夜だし一刻も早く家路につきたいだろうに、付き合うま～君。本当に良い子だ。
　「良かったの～。美味しいか？？良かったの～。」
って、キヨちゃんが良かったの～である。
　そして翌日は早めに帰ってピーマンの肉詰めを作った。これも私がいたのでしっかり食べられた。
　今朝はデイ勤務で早かったので、昨日の残りの材料で同じくピーマンの肉詰めをちょっとだけ作り、夜のうちにカボチャの蒸しパン・・・ならぬ団子状の物（ベーキングパウダーが無く、材料も適当だったので、膨らまなかった）を置いていたが、それはしっかり食べたようだ。
　今日も早く帰るつもりが、仕事がどうしても間に合わず19時を過ぎまでかかってしまった。これはもうどうしようもないな・・・と帰ると、キヨちゃんはすでにベッドで、
　「ご飯にお茶掛けで済ませた。」
と言う。
　それから大急ぎでコンニャクとベーコンと野菜の炒め物を作ったら、ちょっとしか食べはしなかったが、起きて来て非常に機嫌よく話をしてくれた。
　で、つまり、やっぱり、さみしいこじかのキヨちゃんはリアクションが分かりやすい。なるべく早く帰ってやらねば・・・。

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