すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

やる気になってくれて良かったり悪かったり。

2024-04-05 16:33:45 | うちのキヨちゃん
 昨日、少しだけ野菜の苗を買ってきた。おそらくキヨちゃんが準備すればかなりの数を買うだろうが、畑仕事はこれから私になるし、出来なくても困るが出来過ぎて処分に困るようでも困るのだ。なので、私が欲しいな~と思う程度に。
 それでも「監督」に教えてもらわないと始まらないので、付き添いながらキヨちゃんに畑仕事を見てもらった。そのついでに草がもの凄い勢いで増えているので、気になったキヨちゃんも私が取り切れていない場所の草取りを始めた。
 お昼ご飯の後、私が続きの草取りをしているとキヨちゃんもしたいと言う。しかし、畑は上り下りしなくてはいけない場所だし危ないので、
 「私がするけん母ちゃんはやめて。」
と止めた。すると、
 「ほんなら花畑の草取るわ。あそこは平たんじゃけん。」
という事になった。
 さて、畑の草を取り、夕飯の下ごしらえをして弓道の練習に出掛けたい時間になったが、キヨちゃんはまだ草取り中だ。
 「私が明日するけん。」
と言っても、
 「明日は明日じゃ。」
と引かない。
 「ここは平なけん大丈夫。」
と言うが、平坦な花畑で座り込んで草を取ることを心配しているわけではない。私がいない時に、歩行器を押して母屋に入るまで歩かなくてはならないからだ。
 「母ちゃんが外におる内は心配で出掛けられん。」
と説得し、何とか家の中まで誘導した。
 それから大急ぎで練習に行き、僅かだが1時間程だけ練習してきた。キヨちゃんがやる気になってくれるのは良い事ではある。意欲が落ちて寝てばかりでも困るが、怪我をしないか目が離せない。ま、ぼちぼちしてくれると良いな。

*タルトタタン。キャラメリゼが難しい。

     


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小太郎君

2024-04-04 15:54:29 | ひとりごと
 小太郎君は親戚のワンコだ。リュウが我が家に来たのが2009年で、その翌年に彼はやってきた。元々その家で飼っていた犬が死んでしまい、
 「私たちも歳をとるし、もう飼わない。」
と言っていたおじさん夫婦だったが、親戚筋の人がやはり動物を飼った方が張りが出るだろうと勧めてくれていたのだ。
 「うちは柴犬がいいんでよ。」
とおばさん。
 「うん、柴犬じゃ柴犬。」
 「黒柴は嫌でよ。赤い子がいい。」
 「うん、赤犬じゃ赤犬。」
 そう言われて連れてこられたのが小太郎君だ。しかし来てみたらどこにも柴犬の要素はない(笑)。(写真はうちのリュウが子守をしていた頃。乗っている方が小太郎君)

     

 全く予想だにしない子犬が来たが、やはり飼えば可愛い物で、おじさんもおばさんもメロメロになった。そして、小太郎君は柴犬ミックスのリュウをはるかに超えて、中型犬と大型犬の間位のサイズに成長する。
 いい番犬だったが、家族やごく限られた人間にしか懐かず、狂犬病の予防接種などは困ったようだ。また、車に乗せたり病院へ連れて行くことが出来ない犬だった。
 年齢的にはうちのリュウも病気さえしなければまだまだ元気でいてくれたと思うが、昨年1月に闘病の末虹の橋を渡った。1年違いの小太郎君はその前後くらいからか、急に太り始めた気がする。それまではどんなに食べてもスレンダーな犬だったのだが、肥満になったなあと思っていたら、今度は皮膚疾患を思わせる肌になり、浮腫が出始めた。
 喘息のような息遣いもあり、おそらく何かしら悪い病気だろうと思われるが、定期的に通院していたリュウですら、検査する事さえリスクがあって止めたのだから、診せたところで・・・という結論になった。
 数日前何も食べない・・・とおじさんが心配していたが、また少し持ち直して近くまで歩けるようになった。子供の頃から知っている私には、どんなに体が大きくなっても膝に抱かれようとする甘えん坊で、今でも行くと体を摺り寄せてくる。
 動物は痛くても苦しくても言葉を持たない。最期まで看取ってやるしかないが、出来るだけ痛みや苦しみがなく余生を送ってくれればと思う。


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内科受診からのプチ花見

2024-04-02 16:52:14 | うちのキヨちゃん
 今日はかかりつけ医の受診だった。かかりつけ医は特に予約ではないのだが、薬の残り状況で判断している。
 昨日の歯科受診の後、酷く痛むのではないかと心配したが、幸いそれほどでも無かったようで朝は普通にしていたし、お昼も嚙んで食べることが出来ていた。
 前回膀胱炎だったので、本当は内服が終わって2~3日して尿検査をする予定だったが、私がコロナ感染となってしまったので、先月中は控えていた。なので、今日朝採ったおしっこを持参。しかし、これがまたたんぱくが下りているのと、鮮血も+3だと言う・・・。
 腎臓の数値が悪くなってきているので、さもありなんな数値だが、専門医でいつも何も変わりない、お年もお年なのでと言われ続けていることも少し気になる。いっそ、こちらも数か月に一度専門医にかかるなら、毎月かかりつけ医に様子を見てもらった方がいいように思うので、次回の受診時にこちらも紹介状を書いてもらう事にした。
 通院の帰りいいお天気だったし時間も早かったので、町内の桜の綺麗な場所2か所にキヨちゃんを連れて行った。

     


     

     

 
 今日行って良かった。満開で見事な桜だったし、明日からの雨で散ってしまうかもしれない。丁度良かった。キヨちゃんも大喜びで、写真を親戚にも送るとキヨちゃんの元気な姿にホッとしたと連絡が来た。
 夕方は久しぶりに弓道の稽古に1時間くらいだけ参加した。今日は先生から的を射てみるか・・・との話があり、それこそ30数年ぶりに的前に立った。もの凄い緊張感だ。
 久しぶりの矢は的まで届かない物、的を避けるように飛ぶもの、的に当たるものと定まらない。まだ立ち位置も怪しいし、引きも甘いし、顔向けの角度も悪い。
 さて、昇段試験に臨める日は今年来るのだろうか???


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歯科受診・・・なんだけど・・・。

2024-04-01 21:55:41 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんはほぼ総入れ歯だ。ほぼ・・・と言うのは、下は全部義歯で上の犬歯1本だけ残存歯があり、それに引っかける形で義歯を作っているからだ。
 ところが最近、この残った歯がうずくと言う。しかも下の義歯自体も合わなくなってきている。町内に歯科はあるのだが、僅かだが階段もあり、またなかなか義歯調整も上手くいかなかったりで、キヨちゃんは隣町の歯科受診を希望した。そこは以前にも行った事があり、私もくりりんもかかりつけで、信頼できるところだ。急に被せが外れた時なども、何とか対応できるように時間調整とかもしてもらった事がある。
 そこで今朝診療時間を待って予約の電話をしてみた。ところが、
 「実は先月で閉院したんです。」
と言われてしまう。そう言えば先生は以前入院されたこともありしばらく休まれていた。しかしその後復帰されていて、復帰後私も診てもらっていたので、もしかしてまた体調が芳しくないのかと心配になった。
 ただ何はともあれ、違う歯科を探す必要があり、ネットで調べたりして新しくバリアフリーの歯科を見つけ今日の午後に予約した。
 さて、問診表を書いてキヨちゃんは診察に。その途中お薬手帳などを確認した先生から話がある。
 「残っている歯はグラグラしてますし、少し化膿しかけているので、抜いてしまうのがご本人も楽だと思うんですけど、この骨粗しょう症治療薬・・・・。これの影響で骨をいじると骨が腐ってしまうリスクがあるかもしれないんです。」
えええええ!!!!????骨が腐るって!!!ど、どういうこと??
 「とにかくかかりつけ医の意見を聞きますね。」
とのこと。
 しかし、結局のところどの先生もはっきりした答えが出せなかったようで、今回「抜歯」という選択肢は見合わせた。
 「まあ、大学病院の先生・・・つまり専門の先生に一度確認しておきますね。案外内科の先生が神経質になっているだけで、それほど問題はないのかもしれません。ただ、今回はリスクを避けて、治療しますね。」
と言う。
 で、どうするのかと言えば、麻酔をして、歯を切り株のように削って根元でカットし、保護し、それに合わせて総入れ歯に作り直すと言う・・・。
 「あの・・・、それで大丈夫なんですか?」
 「はい、骨さえ触らなければ大丈夫です。ただ、それでも痛むようでしたら、やはり抜いた方がいいので。」
 そして、結局今回は「切り株作戦」になったのだが、これが聞いただけでも痛いだろうと思っていたが、麻酔してもかなり痛かったようで、キヨちゃんはずっと先生のズボンを握りしめていたと言う。可哀想だ・・・。
 術後の話では骨に影響するほどではなさそう・・・つまり、歯茎に何とかくっついている程度に見えたので、今後時期が来て抜く時はリスクは心配ないかもしれないと言う話だった。う~ん、書きながら私自身よく理解できていない。
 とにかくしばらくは様子を見て痛みが出たりしたら再受診かな。
 そして今夜はお粥で、当然晩酌は中止だ。


* ラムレーズンケーキ。

     


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