Dream Gate ( 中野 浚次のブログ )   

本日はようこそ開いてくださいました!お芝居のことグルメを語ります!


          

2010年度ダイアリーを買いました

2009-10-27 | 文房具
   



     

     手帖といえば、英国のファィロフアックスがいっとき評判になってシステム手帖がブームになった。
     あのファィロファクスは、映画『誰がために鐘が鳴る』でゲーリー・クーパーが使っているから、
     歴史は古い。

     私は反システム手帖派で、手帖はポケットに納まるものを一冊持てばよいと小型派の保塁を
     守ってきた。
     現在使っている手帖は、日付のない罫だけのもので、だいぶ前に日本橋の丸善で買った
     黒革の小型手帖である。
     用紙はなくなった時にとり返る。

     今年は何か趣向がないものかと、文房具店を物色していたら、やや大判になるがL’ABUSURD
     Eのダイアリーを梅田の紀伊国屋で見つけました。(↑画像)。


   



     まず最初のページが見開きになっていて、ひと月の予定が一瞬に目に飛び込んでくるという
     利点がある。しかも書き込みカレンダーのように、七曜表だけでなく、そこには
     約束した事柄や予定を書き込むことが出来る。

     本ページは1日を朝の8時から夜の12時まで区切って使うようになっている(↓画像/右)。

     私には日付や時間区切りなど必要としないので、区切りの印刷は完全に無視して
     縦書きに使っている。


 

     
     記憶力があやしいと思うからな何でも手帖に書く。
     書いているという安心できれいに忘れる場合もある。
     そうなれば、こんどは書いたことを忘れないようにする習慣も大事である。
     だからもし手帖を落としでもしたら、それこそ停電になったようなもので、
     何も分からなくなってしまう。

     私は幸いにして手帖を紛失したことはまだ一度もない。

コメント

限りなく青い・・・・波止場ブルー       神戸インク物語

2008-07-11 | 文房具
 
 いつものお店で、旅先で。

 ワクワクしすぎて目が泳ぐ場所がある。

 「文房具屋」と「古本屋」である。

 "店”ではなく“屋”にしたのは、年代物にこだわる懐古趣味なのかもしれない。



ひと月ぶりに三宮へ出て、センター街のジュンク堂の前まできて、足がとまった。
そうだ。文房具のナガサワは、このビルに移転したんだっけ。
案の定、ナガサワは4階のコーナに店を構えていた。
なんのことはない。「神戸インク物語」という小さなインク瓶を見つけた。どうやらオリジナルで限定品らしい。

「神戸コロッケ」、「神戸ワイン」、「神戸真珠」、「神戸珈琲物語」・・・・あたりまでは知っている。
次は「神戸インキ物語」ですか、と苦笑する。

ところで「神戸インキ物語」の第三弾は、「お洒落な神戸の街」によく似合うカラーで、限りなく青く、コントラストが印象的なメリケン波止場の海の色を連想して”波止場ブルー”と名付けられたとか。

波止場といえば、今も昔もド演歌の定番だが、”波止場ブルー”ってどんな色なの?興味
がわかないでもない。使ってみると、エナメルブルーにほぼ近かった。

わたしは、もともとインクならブルースカイの色が好きだった。いつもブルースカイを使っていた。しかし、いつの頃からかブルースカイは店頭から姿を絶った。
最近ではブルーブラックか、ブラックしか見かけなくなった。それもほんの僅かのインク瓶が、遠慮がちに店奥の棚で埃をかぶっている。

このテンポの速い時代に、インキだの万年筆だの、ダサイというか,全くバカバカシイと思うひとが多い。
いつしか忘れられて「インキって何なの?」と言われそう。

空の青、海の青は神秘と憧れの感情を起こさせる・・・

そう。誰かさんがいったっけ。

取り立てて調べたわけではないけれど、概して血液型が<B型>のひとは、とかく
"青"を好む。"ブルー"が好きである。
これにはなんの根拠もない。
たとえば、野球でポジションを交代した選手のところへボールがよく飛んでくるのと
同じなんです。不思議ですよね(笑)。

 かく言う、わたしも<B型>人間である。 

 
コメント (1)