Dream Gate ( 中野 浚次のブログ )   

本日はようこそ開いてくださいました!お芝居のことグルメを語ります!


          

横須賀海軍カレーパン

2008-09-30 | グルメ




横須賀海軍カレーパンをご存知でしょうか?

横浜に出かけたときは、いつも、みなとみらいのクイ―ンズスクエアにあるパン屋さん「ポンパドウル」に立ち寄ります。

以前に、このお店で「横浜・元町カレーパン」を買って、中味が本場横浜らしくシューマイ。とても美味しかったのがキッカケです。普段あまり惣菜パンは食べませんが、うずら卵が入ってたりしてジューシーで、しかもアッサリしたカレーパンでした。

つい先日、期間限定で売り出された「横須賀海軍カレーパン」を見つけました。

「横須賀海軍カレーパン」は、日本のカレーのルーツと言われる、明治41年の海軍割烹術参考書のレシピを素に作った「特製カレー」を包み込んだカレーパンです。

のみならず、カリカリ感を出すため、フランスパン粉をつけている。これは独自のブランドとして、ポンバドウル・横須賀店で開発した商品だそうです。

ちなみに、海軍割烹術参考書によるオリジナルレシピの材料とは、牛肉、人参、玉葱、馬鈴薯、塩、カレー粉、小麦粉、牛脂などです。

ポンパドウルのカレーパンは、他の店の揚げ具合は油っぽいのに、何故か軽く、あっさりしています。

     外はカリカリ!!
     
     中味はお肉がジュ-シー!!

別にお店の宣伝をしているわけではありません(笑)。

早速「横須賀海軍カレーパン」と「横浜・元町カレーパン」を買って帰りホテルで食べました。

<画像>の手前の楕円形が「横須賀海軍カレーパン」、後の丸いのが「横浜・元町カレーパン」です。

ルームサービスで珈琲を注文して、カレーパンをプレートに並べてみました。

ちょっとした私の演出です!!

如何でしょうか?


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メトロ表参道でこんな広告見つけました

2008-09-29 | 本日の○○




銀座線の表参道駅の構内で歯科医院の広告を見つけました。

仕事柄どうしても気になります(笑)。

多少コセコセしたところがありますが、広告のアイディアは抜群ですよね!!

いまだに地方では、初診随時、各種健康保険取り扱い、駐車場完備とか、ありきたりの、言ってみれば「三丁目の夕日」に出てくるような広告が多すぎます。

それにしてもこの広告、院長の顔写真は見当たらず、どこかのエステと間違えそうな美人スタッフ揃いですね。

たとえ一日でもよいから、こんな美人スタッフに囲まれて診療したかった。ほんと!!




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色彩の詩人   ジャガール展

2008-09-24 | 本日の○○
芸術の秋です。
ジャガール展に行ってきました。
複雑な仮想世界を、色とりどりのイメージで、魔法の万華鏡を作りあげています。


        私はあなたのために描く
        明るい色の壁々を
        青や、赤や、黄で
        舞台の音楽家や踊り手を・・・・

ジャガールは生来の詩人です。

数多くの作品のなかで、とりわけボク的には『緑の瞳』がいちばん好きです。
正方形に近いこのカンヴァス画は、ジャガール特有の神秘的で幻想的な雰囲気にあふれています。


先の尖った囲い塀、緑色の濃密な大気に包まれた村。
はじめて原画を観て、ことばで表せない”緑”の素晴らしさに、もう感動しきり。

ジャガールがパレットに押し出した”緑”は、やさしさと恐怖の色彩であるといえましょう。

      
         
             画家                 青い翼の振り子時計


         
                        薄紫の裸体


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神秘のコクと香り  ローラン・ペリエ

2008-09-21 | 本日の○○
初めてローランペリエを口にしたのは東京・南麻布にあるビストロ「デ・クレール・プルセル」であった。

うまいシャンパンだと思った。

全体にボリューム感があって、余韻が長いエレガントなシャンパーニュだった。

それから半年。探しまわって、やっと85年モノの「ローランペリエ」グランシエクル<画像>を手に入れました。

グランシエクルとは「偉大な世紀」という意味だそうです。
出来の良い年のキュヴェだけをブレンドしたプレステージシャンパンです。

お店で口にしたグラスシャンパンとはさすがに格段のチガイ。
きめ細かな泡で、ナッツ、蜂蜜、林檎のコンフィのアロマ。果実の凝縮感があり、酸はやわらかで、幻のシャンパンです。

ちなみにグランシエクルは熟成期間も法定の3倍以上の時間をかけて、ゆっくり静かに瓶内熟成で寝かせてから出荷するそうです。

機会があれば、自宅でサプライズパーティーでもして、とっておきの”自家製おつまみ”を添えて、このシャンパンを是非とも味わっていただこうと思っています。



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京都・祇園で江戸前鮨どす

2008-09-14 | グルメ
               


粋な黒塀に「まつもと」の行灯。
「鮨まつもと」は、四条通りから「一力亭」を都小路へ入った祇園界隈にある京の町家らしい佇まい。

京都の、しかも祇園で江戸前鮨が食べられると言えば、「ウソ!!」と首を傾げる方もあろうかと・・・
開店まる三年。いまでは京都でいちばん予約の取りづらいお店だそうです。

そもそもこのお店は、横浜・関内の「鮨はま田」のご主人浜ちゃんから教えてもらった。浜ちゃんとは、銀座「青木」での修業時代からの知り合い。それから、ずっ~と。正直に申せば、浜ちゃんのおっかけ。浜ちゃんと「まつもと」のご主人とはいちばんの親友とか。
片や「まつもと」のご主人は、東京・新橋の有名な鮨「しみず」の出身。さらにいえば、湘南は平塚生まれの元湘南ボーイ。
            

「波乗りやってたの?」
「してません。平塚は湘南じゃないって言う奴がいるんですよ!!」
「平塚は湘南ジャン!奴を今から殴りに行こうか!」
「行きましょう!」

有次の銅板で山葵をおろしている割烹着の松本大典さん<画像>は、サザンの桑田圭祐にそっくり。
すかさず、それを口に出す。

「お客さんからよく言われるんですよ。でも本人はイヤがってますけど・・・」

と、横から美人の奥さん、つまりは女将さん。奥さんも湘南・茅ヶ崎生まれ。
湘南おしどり夫婦である。


         

その日、南座のお芝居がハネてから楽屋には顔を出さずに、「まつもと」に直行した。
開店前で私がいちばん乗り。

店内は白木のカウンターが直線に配置され、全部で8席。こざっぱりとした設え。
奥の坪庭の緑がいかにも京らしい趣き。







先ずは京伏見の純米酒”まつもと”(店名と同じ)を冷やで。
酒肴に供されたのが、明石の鯛とグジ。
鯛はもっちりとした食感。グジに京都らしいエッセンスを感じました。
次に蛍烏賊<画像>。これは酢味噌で。
さらに、藁で燻された鰹のタタキとミョウガ添え。
これはちょっとスモーキで、口のなかでミョウガの酸味とがあいまって絶品の一皿。
酒肴の〆は蒸し鮑。小皿のお塩でいただく。

器はすべて伊万里。グラスはバカラ。料理をいっそう引き立てます。

握りは”おまかせ”にする。

江戸前鮨はすしネタだけではない。
シャリが全然違うのです。
関西でお寿司を食べると、きまって甘酸っぱい味がする。
しかも、ごはんも水分がしっかり残っている。

まず江戸前鮨はシャリが甘くない。
シャリは硬めの炊き上がりのものに赤酢と塩を合わせた、甘味なしの紛らう事なき江戸前の本格派。

握りの大きさは舞妓さんのお口に合わせたわけではないだろうが(笑)少々小ぶりの銀座サイズ。





まずお目当てのこはだ<画像>。強めの酢と塩加減でしっかり〆ている。


                                                                               

中トロは大間 の上物<画像・上>。口の中でのとろけ方がちがう。
車海老は、握る前に茹でた天草の天然モノ<画像・下>。
鮨ネタの下には海老の味噌が挟まれたお見事な一品。

玄海灘のウニと北海道のイクラは小鉢のミニ丼で供された。

次に淡路の鯵。それにビワマス。
ビワマスとは、琵琶湖でとれた鱒のことらしい。煮ツメで、臭味がとれて申し分のないさっぱりとした味だった。




さて、握りの〆は「干瓢巻き」。
「まつもと」のかんぴょう巻きは絶品だ!!
いつの頃からか京にそんな噂が広まった。
なんでも「かんぴょう巻き」だけを食べにくるお客がいるとか。

第1に使われている海苔が段違い。
風味が高く、歯切れ良く、わさびも爽やかで・・・。
本場東京にも決して劣らないクオリティーを供していただいた。



「そうそう昨晩、歌舞伎の愛之助さんがお店にいらして下さいました」
と玄関先まで見送ってくれた女将さん。

「舞妓さんとご一緒では?」と訊きたかったが、それは問わなかった。




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