Dream Gate ( 中野 浚次のブログ )   

本日はようこそ開いてくださいました!お芝居のことグルメを語ります!


          

年越そばは、茶そばにしました!

2012-12-31 | わたしの歳時記


今日は「大つごもり」です。

大晦日にそばを食べる習慣はいつごろから始まったのでしょうか。

今年は”茶そばとろろ”をつくりました。

ねばねばの食感をさっぱりといただきます。

茶そばは、安曇野産の乾麺。刻みネギは京都の九条葱

すりおろした芋は群馬の大和芋。

長芋ややまいもはさらっとしていて、かけ麺には不向きです。

考えてみれば、一椀に各地の名産が盛られた「年越そば」なんです。

 


大晦日の食卓

画像左は本番の茶そば(←息子が揚げたての大エビを一尾差し入れしてくれました)。

画像右は鮨「菊水」から出前の上ちらし。


ことしのブログはこれでおしまい。

それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。 

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正月準備    里芋の煮ころがし

2012-12-30 | 本日の○○

 

今年もあと1日。あしたは大晦日。

先日、親戚の通夜やら告別式があり、年末の片付けモードは本日から。

今年見たお芝居のパンフレット、舞台写真が部屋に山積みの状態。

おまけに正月に読もうと買い込んだ本、DVD,BDなどが書斎に散らばって足の踏み場もない。

「ここは被災地ですね」

プリンターの修理に来てくれた私のパソコンの先生がそうぬかしやがった。

本や雑誌、それにDVDの整理にはかなりの時間を費やすもの。

おまけに本の整理、収納と聞いただけでも、なんとなく苦手意識を持ってしまう。

そんなわけで、まあ気分転換と申しましょうか、息抜きと申しましょうか・・・

いただいた里芋を使って、煮ころがしをつくってみました(←画像)。

地元の里芋はとても美味しいのです。

里芋は一度水できれいに洗い、たっぷりの米のとぎ汁の中で固ゆでにするのがポイントです。

残念ながらプロのような、ピカピカのつやよく煮上げることは出来ませんでした!!

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群馬から大和芋が届きました!

2012-12-22 | 本日の○○

 

いきなりグロテスクな画像で申し訳ありません。

ねばる 粘る ネバル。

そう、群馬特産の大和芋です。

棒状のものと、画像のように銀杏状の二種類があります。

私はいつも三味線の撥だけを送ってくださいと電話します。

先方もよくわかっていて、泥土のついたまま新聞紙に包んで、数日後に届きます。

皮むきがたいへんですが、棒状よりも、三味線のバチ状のほうが私には美味しいように思います。 

 

 
大和いもの代表的な料理といえば、「むぎとろ」でしょう。

とろろ汁は消化酵素がたっぷりで、つるつるとおいしく何杯でもご飯がすすみます。

大和芋の磯辺あげ、チップス、それに、まぐろの山かけ

それと、私はまだ食べたことがないのですが、「おじま汁」。

あったか、おいしい、ホクホクのけんちんだんご汁のことです。

「おじま汁」とは、やまと芋のふるさと群馬の”尾島”にちなんだものだそうです。

尾島では、おじま汁は冬の食卓に欠かせないものだとか。

大晦日の一品に、大和芋をつかったオリジナル料理を目下考案中!!乞うご期待です(笑)。

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冬至です! 柚子風呂です!

2012-12-21 | わたしの歳時記


「嵐」がメチャ好きだというおばちゃんから柚子をいただいた。

今日は冬至なんだ!!

冬至と言えばやっぱ柚子湯でしょう。

マヤ暦では人類滅亡の日だとか。

さっそくお風呂にユズを浮かべた。

香りが良くて気分までさわやか。つい長湯になっちゃいました

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庭に侘助が・・・・

2012-12-20 | 本日の○○


雪のなかで、ひそやかに咲いた紅花の小花に逢う。はっとする。侘助である。小輪の紅花をつけている。
                                     ( 自署『 すわやま余情 』 暮しの手帖社刊 より)

20年前に書いた拙文には「紅」と書いている。

神戸淡路大震災後に増築して、庭も少しだけ広くなった。

およそ7~8年も花をつけなかった侘助が今年は咲いたのである。

「白玉」とよばれる侘助である。 

 


侘助は「椿」の一種だという。

たしかに椿に似ているが「椿」ではない。

そのひかえめな風情が、枯淡を尊ぶ茶人の間に、切り花として愛好されてきた。

松本清張に『五瓣の椿』という小説があるが、茶花としていけるときは,蕾のほころびかけたもの、葉は清めて奇数に使うという。


 

庭に咲き誇ったわびすけ『白玉』。

 

   渡辺淳一さんの小説『ひとひらの雪』の中で、主人公が侘助を見てこう語っている。

   「白い花から、茂みの手前につくばいがあり、奥に灯籠が見える。その影にでも咲いたのか、いずれにしても侘助

   が咲く庭なら、静かな趣きのある庭に違いない」

   趣きのある庭といえば、鎌倉の尼寺・栄勝寺の山門のすぐ脇にある「侘助」に感動したことがある。

   それは、「枯淡」というにふさわしいお庭だが、控えめで、慎ましく、紅色の花をつけた「わびすけ」だった。

   なんでも後に市の天然記念物に指定されたらしいが、 この古木の風雅な姿を今も忘れることが出来ない。

   年が明けると、新年会で上京しますが、時間があればまた鎌倉まで足をのばしてあの「侘助」に再会したい、
   そう思っています。

  

           

 

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