Dream Gate ( 中野 浚次のブログ )   

本日はようこそ開いてくださいました!お芝居のことグルメを語ります!


          

西麻布のイタリアン   =アルポルト=

2010-06-29 | グルメ







「アルポルト」とは、イタリー語で「港」という意味だそうだ。
”港”という言葉に象徴される、物事のはじまり(出航)と終わり(帰港)にも使われる。

この店のオーナーシェフ・片岡護さんは、そんな言葉に魅せられて店の名前を「アルポルト」にしたという。
イタリアレストランらしいネーミングである。


西麻布交差点から徒歩で1分。
広尾駅からも六本木駅からも徒歩12~15分というちょっと不便な場所にある。

地下にあるお店はクラシカルで落ち着いた雰囲気。
まずウェイテングに飾られたゴージャスな生け花がお客を迎えてくれます。


お料理だけでなく、お店の雰囲気とかシーンもお伝えしたかったのですが、なにせランチでこの暗さはブロガー泣かせです。













案内されたのが一番奥の席(↑画像)


アラカルトメニューも豊富ですが、ランチコースは3種類。
いずれもブリフィクスでなく、すべておまかせです。

オーダーしたのが「シェフお勧め特別メニュー」
それにこのコースだとシェフ自らが席まで挨拶にみえます。
この日はわたしたち一組だけのようでした。



               

         ■ パン ■



最近はオリーブ油が付きますが、このお店はバターでした。



         ■ 海の幸サラダ ■



感動したのはアワビと生ハムの塩加減!!
絶妙でした。


         ■ 冷製コーンスープ ■



         ■ 鮑のガーリック焼きココット ■



美味しいの連発です。
世の中3D時代。お味までお伝え出来ないのが残念!!


        ■ 鱧のフリット 山葵ソース ■



ハモは梅雨明けの頃がいちばん旨い。
漱石の『虞美人草』に、そんな記述があります。
当時は安くて、安宿でも出したそうです。
今は高級魚になってしまった。


         ■ キャベツとアンチョビのパスタ ■



パスタの細さはカッペリーニか?
コースの途中であっさりしたパスタが美味しいです。


         ■ 金目鯛ソテー バルサミュソース ■



メーンディシュは鮮魚料理。
この盛り付けはまさに現在アート。


         ■ 赤オレンジグラニータ  ティラミス&マンゴータルト ■



デザートのスイーツ。
メモ帳に書いていた「赤オレンジグラニータ」の画像が見当たりません。
「NO,PHOTO」?!
食べることに夢中で、撮ってませんでした。
申し訳ないです。


        ■ コーヒー ■



食後のコーヒーはホットタイム。



イタリアンはあまり詳しくないのですが、今のところこのお店がいちばん美味しいと思いました。
あくまで”今のところ”ですが・・・・。

麻布、六本木あたりにも疎いのです。
機会があれば、このエリアに求真して歩き、食べたあとでゆっくりペンをとりますか・・・。



「RISTORANE ALPORTO」
東京都港区西麻布3-24-9 上田ビルB1F
TEL 03-3403-2916
Lunch 11:30~15:00(L.O.13:30)
Dinner 17:30~23:00(L.O.21:30)
定休日:月

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わたしの好きなティールーム②   -鎌倉・小町通り カフェ『エチカ』-

2010-06-28 | 喫茶店めぐり


散策の合間の愉しみは、おいしいスイーツとコーヒー。
たくさんのお店があって迷っちゃう鎌倉だけど。
ここはまちがいなし。

それが雪ノ下にあるカフェ『エチカ』
夜はダイニングバーにもなる大人のカフェです。










昭和レトロの匂い、とてもシックな空間。
これが「湘南スタイル」というのだろうか。
散在したジャズのLPレコード、無造作に置かれた古自転車。
それらが”絵”になっちゃうから摩訶不思議。
ともすればハマの安酒場に迷い込んだような・・・



         ■大人のキャラメルチーズケーキ■



この店のイチオシのスイーツ。
キャラメルの風味が口に広がり、サワークリームで後味もすっきり。
酸味と甘味のハーモニーがとても濃厚で、コッチリと柔らかな生地。
ワインに合いそうな、大人の味わいケーキでした。
上に乗っているドライフルーツも好みの味です。

この店のケーキは、厳選した素材を使用した田中玲子さんの「patisserie R]のものだそうです。




コーヒーは赤コーヒー。
癖の少ないしっとりとした味。
飲みやすかったです。




カフェ「エチカ」は、八幡宮寄りに近く小町通りの奥にあるカフェ。
お店は町屋風の建物で、小物屋「渋柿亭」の2階にありました。

ちょっぴり背伸びしたいなら・・・・
鎌倉ならではの贅沢なカフェタイムを過ごしてみませんか?




「カフェ エチカ」
0467-23-7292 雪ノ下1-4-32 2F
11:30~22:00
火曜(祝日の場合は翌日休)
 なし
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【鎌倉あじさい紀行】 ③  長谷寺

2010-06-26 | おでかけ


早朝、ホテルを出て江ノ電で長谷寺へ。

なんと晴れてきました
早朝8時。ゴーンと開門を知らせる長谷寺の梵鐘の響き!!

長谷寺は、ときに「花の寺」ともいう。
花の寺ならではの絶景アジサイ。
経蔵脇の斜面を埋め尽くすアジサイ。




長谷寺は江ノ電沿線にある。だから湘南の海に近い。
上にのびている「アジサイ散策路」からアジサイを見下ろすのも一興。
ふり返れば由比ガ浜の眺望もまた絶景だった。

湘南の海とアジサイが眼前に広がる長谷寺。
「来てよかった!!」誰もが云う。






「紫陽花散策路」は、なんとも夢の世界!!
あたり一面、パステルカラーのアジサイで視界が一杯に・・・。




境内に入ったすぐの放生池に、鉢植えのアジサイ「サンルージュ」
ちょっと渋めの可憐なアジサイは拝観客に超人気。








「アジサイお品書き」

長谷寺はアジサイの「デパート」。
境内に咲いていたアジサイの数品種をアップしてみました。
私の乏しい花知識ですが、思いつくままにコメントも。


① かまくら  こちら長谷寺で命名された。しっとりとしたブルーが素敵です。
② 花手毬  「手毬り状」に花をつけるアジサイを「手毬咲き」と呼ぶそうです。
③ 城ヶ島  古種の一つ。原種は「城ヶ島の雨」の名称で親しまれた。
④ ファンタスティック  まさに「ファンスタティック」です!!
⑤ メランコリー  可愛らしいネーミングです。
⑥ 夏祭り  なぜ「夏祭り」なの?コメントのしようがない品種。
⑦ 小町  JR鎌倉駅東口に「小町通リ」がある。鎌倉一の買い物&グルメストリート。
⑧ 清澄沢  古種のグランプリ的存在。縁取りの紅色がなんとも絶妙。
⑨ 宵の星  言いえて妙なネーミング。






アジサイの開花期にかぎり、時間帯によって入場制限。
8時の開門前に来たのですが、すでに100人ほどの列。
たまげましたね。

アジサイ、アジサイまたアジサイ・・・
ぼちぼちアジサイに酔われたのではないでしょうか?
この辺で、お茶にしましょうか

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【鎌倉あじさい紀行】 ②  明月院

2010-06-25 | おでかけ


鎌倉石の参道

北鎌倉にある明月院は、アジサイ寺と呼ばれるほどのアジサイの名所。
画像の鎌倉石の参道は、いわばこの寺のハイライト。

アジサイの時期は開門8時。
1時間前から拝観待ちの人が門前に並ぶのは珍しくない。




境内に約2500株のアジサイが植えられています。
8割から9割が日本古来からの品種『姫アジサイ』
明月院では意図的に青色を中心にしているようです。

雨の日は特に涼しげな佇まいに・・・
アジサイは七変化するという。
淡い青から深い青に日ごとに濃くなっていきます。





花想い地蔵

画像/左は溢れるほどアジサイを抱えたいくつしみ深き「花地蔵」


表札には・・・・


人は誰れしも
はかない花の想い出の中に
生きています。

大切な人との別れ、
いとおしい物との別れ 
そんな時 
ふと目に止まった花が 
どんなにか
心を慰めてくれたことでしょうか





アジサイロード

どこまでも続く「アジサイロード」
そのほとんどが「姫アジサイ」

アジサイロードとは誰が云ったかしらないが、迷路のような小路。
いちど迷ったら出口がわかんなくなっちゃうよゥ!!








アジサイ ミニ図鑑

JR北鎌倉駅から明月院までの道で出会ったアジサイです。

興味のある方はごゆっくりご覧ください。
興味のない方はご遠慮なくパスしてください。




およそ鎌倉のアジサイの見どころは?
明月院を中心とした北鎌倉エリア
長谷寺や成就院のある長谷エリア

明日は長谷寺へ。

梅雨時とあって、鎌倉の明日の天気予報のどんより模様。
アジサイは雨に咲く花というけれど、やはりあれば最高だよね。

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【鎌倉あじさい紀行】 ①  円覚寺

2010-06-23 | おでかけ


山門

いざ、鎌倉。
でも、生憎の
まずはとにかく北鎌倉の文豪ゆかりの円覚寺へ。
【鎌倉あじさい紀行】の開幕です!!

厳粛な禅の場としての雰囲気をもつ円覚寺
夏目漱石が参禅したことでも知られています。
楼上には観音像や十六羅漢像などが安置されているとか。
漱石が小説『門』で描写していますよね。




広大な敷地。凛とした空気。
東京ドームの4倍はあろうか・・。

かつて42の塔頭がある巨大寺院。
だが火災と戦で失ったそうです。
現在ある建物のほとんどは、元禄時代に再建されたもの。





境内の黄梅院で出会った「セイヨウアジサイ」



淡い色の「ウズアジサイ」。






松嶺院(しょうれいいん)

第百五十世叔悦禅懌(しゅくえつぜんえき)の塔所。
寺地には第四十世大拙祖能の塔所「青松庵」があったと伝えられている。
木造大拙祖能坐像、木造叔悦禅懌坐像が安置されています。
作家有島武郎が『或る女』をここで書いた。
俳優佐田啓二、女優田中絹代、オウム真理教の被害者坂本弁護士の墓があります。








松嶺院の回廊に咲いている「山アジサイ」

ここは比較的よく空いていて珍しいアジサイが堪能できた。




画像/左は「カシワアジサイ」
画像/右は「墨田の花火」




坂本弁護士ご一家の墓

松嶺院に坂本弁護士のお墓がある。
ひっそりしていた。
思わず手を合わせた。

坂本さん辛かったやろな。
ほんとに辛かったと思うよ。
何でこんな目にあったんだろね。
悲しいことだね。

わたしは、名刺受けに名刺を入れて、
しばし、お墓をみつめていた。



妙香池(みょうこういけ)

円覚寺庭園には名勝「妙香池」という心字池がある。
池は岩壁を掘り下げてつくられた。

画像の右上部は、波浪の侵食を凝らした虎頭岩が配されています。




カキツバタ

一日花なので翌日には萎む。

花を布にこすり付ける「書き付け」といわれる染色に使われたことから・・・。

一幅の風情もまた愉し・・・そこでパチリ


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