「アルポルト」とは、イタリー語で「港」という意味だそうだ。
”港”という言葉に象徴される、物事のはじまり(出航)と終わり(帰港)にも使われる。
この店のオーナーシェフ・片岡護さんは、そんな言葉に魅せられて店の名前を「アルポルト」にしたという。
イタリアレストランらしいネーミングである。
西麻布交差点から徒歩で1分。
広尾駅からも六本木駅からも徒歩12~15分というちょっと不便な場所にある。
地下にあるお店はクラシカルで落ち着いた雰囲気。
まずウェイテングに飾られたゴージャスな生け花がお客を迎えてくれます。
お料理だけでなく、お店の雰囲気とかシーンもお伝えしたかったのですが、なにせランチでこの暗さはブロガー泣かせです。
案内されたのが一番奥の席(↑画像)
アラカルトメニューも豊富ですが、ランチコースは3種類。
いずれもブリフィクスでなく、すべておまかせです。
オーダーしたのが「シェフお勧め特別メニュー」。
それにこのコースだとシェフ自らが席まで挨拶にみえます。
この日はわたしたち一組だけのようでした。
■ パン ■
最近はオリーブ油が付きますが、このお店はバターでした。
■ 海の幸サラダ ■
感動したのはアワビと生ハムの塩加減!!
絶妙でした。
■ 冷製コーンスープ ■
■ 鮑のガーリック焼きココット ■
美味しいの連発です。
世の中3D時代。お味までお伝え出来ないのが残念!!
■ 鱧のフリット 山葵ソース ■
ハモは梅雨明けの頃がいちばん旨い。
漱石の『虞美人草』に、そんな記述があります。
当時は安くて、安宿でも出したそうです。
今は高級魚になってしまった。
■ キャベツとアンチョビのパスタ ■
パスタの細さはカッペリーニか?
コースの途中であっさりしたパスタが美味しいです。
■ 金目鯛ソテー バルサミュソース ■
メーンディシュは鮮魚料理。
この盛り付けはまさに現在アート。
■ 赤オレンジグラニータ ティラミス&マンゴータルト ■
デザートのスイーツ。
メモ帳に書いていた「赤オレンジグラニータ」の画像が見当たりません。
「NO,PHOTO」?!
食べることに夢中で、撮ってませんでした。
申し訳ないです。
■ コーヒー ■
食後のコーヒーはホットタイム。
イタリアンはあまり詳しくないのですが、今のところこのお店がいちばん美味しいと思いました。
あくまで”今のところ”ですが・・・・。
麻布、六本木あたりにも疎いのです。
機会があれば、このエリアに求真して歩き、食べたあとでゆっくりペンをとりますか・・・。
「RISTORANE ALPORTO」
東京都港区西麻布3-24-9 上田ビルB1F
TEL 03-3403-2916
Lunch 11:30~15:00(L.O.13:30)
Dinner 17:30~23:00(L.O.21:30)
定休日:月