日本の問題と解決策を考える

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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

石炭ガス化複合発電が実用化すれば・・・熱効率大幅UP、CO2大幅削減が実現・・・海外受注も取れる

2012-01-02 21:08:30 | 日記
石炭ガス化複合発電ではまず、ガス化炉内で石炭をガス化し、燃料ガスを発生させます。

この燃料ガスをガスタービンに導き、燃焼させることにより、ガスタービンを回します。

さらに高温の排ガスをボイラに導いて蒸気を発生させ、蒸気タービンを回します。

排熱による温水供給システムも加えればさらに熱効率が上がります。

co2を膜を使って分離回収する方法なども同時に研究しています。

すでに25万KWの実証発電所で成果を出しつつあるそうです。

これは原発の代替えにも、燃料代が高い石油火力発電所や老朽石炭火力発電所の代替えにもなります。

インドネシアなどからの受注も取れそうだという話です。

石炭は多くの国で産出し、世界の発電量の約40%というシェアを占めています。

特に新興国で電力需要が高まっているので、この輸出が有望です。

他の国でも開発中ですが、日本が真っ先に実用化できそうなので。