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野田首相、「増税前に議員が身を削れ」の声をスリ替え、少数政党切り捨て法案(比例80人削減)を示す

2012-01-24 20:48:01 | 日記
野田首相は衆議院議員定数を削減する案として、「小選挙区5減+比例区80減」を提案。

もともと、小選挙区では大政党が一方的に有利なので、それを多少は是正できるように比例区がそれなりの数に設定されています。

その比例区だけを大幅に削減すれば、一方的に少数政党が不利になります。

これでは、・・・民主党以外の全政党が反対して不成立になる・・・ことが分かり切っています。

これでは、反対で通らなかったら、「野党にせいで定数削減ができなかった」と「責任転嫁」するための「口実作り」としか見えません。

あまりに見え透いているので、その厚かましさにはあきれます。

そこまでしても、「消費税増税」だけは通したい・・・

復興増税法案は通したが、復興庁立ち上げは遅れに遅れ、しかも本部を被災地に置かないなど、極めて不十分な体制のようです。

一例だが、建設資材の放射能汚染基準はいまだに決められない・・・

原発は危険な地震活動期の中で、後40年近く維持するつもり・・・

被災した地場産業への再建支援は被災地の実情に沿わない官僚的やり方で、平時と同様の形式重視のやり方を変えないため、多くの被災経営者たちがなかなか国の支援が得られず、苦悩しています。

「さすが、野田政権は財務省路線一直線」と感心するくらいです。