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実は、今日仕事をサボって(っても無断欠勤ではない)映画を観に行ったのだ。(ってエラそうに言うこたぁなんじゃが)
「魂萌え!」「フラガール」
市内某映画館は、タカノ橋商店街縁にあって広島映画文化を強力にリードしている、知る人ぞ知る映画館なのだ。
こうして”ひととき”を何事からも隔離されて銀幕に映し出される世界に浸るっちゅうのは、ホントええもんです。
旅やら映画やら趣味の世界やら「非日常」というのが人間の精神衛生にとって必要なんだなぁ、と思います。
そうした「非日常」の時間が持てるというのは、今や贅沢といえるかもしれません。
格差社会と言われる情勢、日々の生業に精一杯の人たちもいらっしゃるし・・・。
仕事帰りに同僚と飲んでグダグダ言うのは、ちっとも非日常ではなくて日常みたいなもの、同じ飲むならグダグダではなくて楽しくて明日につながるような飲みがええなぁ。
さて映画、「フラガール」
常磐炭鉱の閉鎖を目前にハワイアンセンターに転業していく企業城下町の実話を題材にした映画です。
時代は昭和30年代、炭鉱閉鎖という現実の前にいち早く変化に対応していったのは女性だった、ということと、喰うためにとともにダンスを踊ってお客さんみんなに楽しんでもらえて食べていけるなら、閉鎖や落盤事故に怯えながら生きるよりええのじゃないか、という発想(台詞)、う~確かに。
笑わせて、泣かせて、爽やかさを残し、元気になれる、、、そんな映画でした。
最近、元気のよくなってきた日本映画、テレビ放送やレンタルを待たず映画館で観たいものだなぁ、と思います。