秋の気配がだんだんと漂い始めている。
朝、家を出るとどこからかほんのりと金木犀の香りが空気を満たしている。
風も心地よいし、晴れ渡った空が高く見えたり、雲が夏の雲ではなくなったりしている。
何より、夕方暗くなるのが早い。
残念ながら仕事帰りにちょっと一杯、ってような時間の余裕がないので、
秋が旬の酒肴を飲み屋で味わうことがほとんどない。
それでも、仕事が終わって、というか切りがないから仕事投げ出して同僚と夜10時頃から、ほんとにちょっと一杯やって帰ることもたまにある。
サラリーマンでいっぱいの安~い居酒屋でグダグダと2時間ほど飲んで帰るのだ。
懐かしい魚肉ソーセージが5切れで80円、刺身もだいたい300円前後、冷奴が豆腐半丁で180円などなど。
秋深まると人恋しい心持ちになるというけど、忙しさに紛れてしまって、その点だけは多忙なのがよいのかもしれない。
ま、多忙なのも程度問題なんだけど…。
オムレツ作りは、料理の中のひとつなのだけど、以前に客船で旅をしたときに
朝食で、コックさんが目の前でとんとんとんと焼いてくれるのを見て「これは、やってみにゃいかん」
と思い立った次第。
←船の朝食でできたてのオムレツ
やはりプロの出来栄えは全然違いますえ。
焼き色なんてついてないし、中はとろ~りとして、形もいいし…。
ま、一日に何個も焼いてると上手くはなると思うけど、我が家ではせいぜいが2個まで。
来客でもあると何個もつくって練習できるんだけど。
ミイ丼様:どこに向かう?「そんな先のこたぁ分からねぇ~な~」なんちゃって。
でも、料理を作るというのはボケ防止、結果がすぐ分かる(美味いか不味いか)、楽しい、などなどいいこといっぱい。