町内会の仕事などもあってこの土日は広島に帰宅
日曜日、その仕事なども終わり、広島平和記念公園で妻と花見ランチ…
花見なぞ何年振りか、しかも、妻と二人での花見なぞ…初めてかもしれない。
この日曜日、全国的に選挙の日だとのこと、自分の1票が何になるのかという無力感を感じつつも一応は投票所には行った。
夜、晩飯食いながら開票速報ニュースを見て、なんだか事前予想どおりのところが多くてサプライズが少ない。
その中で、島根県知事選挙が保守分裂ということで報道にも少し力が入ってるような…。
サプライズが少ないのは、事前予想どおりだからで、では、何故に事前予想が硬くできるのか?
私の素人推測では、争点がないからなのではないか、、と。
沖縄のように基地問題について県民を二分するような争点があれば別だろうけど、
鳥取や広島市のように、選挙で決めようじゃないかというような争点がないとこは、やっぱ現職有利で結果が出るんじゃろう。
言うちゃ悪いが、実質的には無投票とおんなじじゃん、という空気に満ちている。
だから、投票率も高くならんので、あとはどれだけの大差をつけて当選するか、にかかっている。
ダントツの得票で当選した知事であれば、議会筋もなかなか文句をつけにくいということがあると思うし、
県職員も知事の指示には絶対的に従わざるを得ない、という状況になるんだろうと思う。
これが、僅差で当選した知事ならば、議会筋は民意の4割は知事を支持してないということをもって対応する可能性があり、
知事の県政運営も慎重になったり、議会対策も念入りになったり、、、そうすると県職員も議会に気を遣うこと、
面倒くさいことが増えるんではないか、と思うのである。
もし、そんな状況になって、県政が停滞したり議論が膠着したりするかもしれんが、それは民意を反映したものとの見方もできるわけで、
民主主義のあるべき姿かもしれない。
怖いのは、僅差で当選したくせに、当選したのは県民の総意だと勘違いするボケが専横することだろう。
国政でも同じじゃけど。
昔のように、経済が右肩上がりで富が増えていき、それをどう分配するかで揉めることが争点だった時代と違い、
今は、分配する富が増えない、ひょっとすると減っている、そうした状況で薔薇色の話なんぞ出来ぁせんじゃろう。
そしたら、無難なところで現状維持ならましじゃし、と思うと、どうしても現職有利じゃろうのうと思うのである。
明日ん朝には結果が出揃うて、昨日までと変わらん政治が続くんじゃろうのう。