コロナ感染が再び増加してきている。
政府は認めてないが、Go Toトラベルで人の移動が拡がったことと無関係ではないだろう。
で、ここにきて、感染が拡大している地域への新規予約を一時停止するとか…、
鳥取は感染が拡大してないから引き続きGo Toトラベルを利用して来県することもできるだろう。
どっかに出かけたいという人は必ずいるもので、結局、人の移動先が拡大地域から非拡大地域に変わって感染拡大になりはしないか。
国全体のコロナ感染防止対応として、そんなんでええんだろうかと思わんでもない。
話変わるが、
ハンコ(印鑑)も随分と効率化を阻害しているかのように悪者にされてしまったように思う。
何でも電子化してオンラインで済ませられることが効率化だと決めつけているのもどうか。
パソコンやスマホを使っていない人、使えない人も少なからずいる中でアナログ手段との併存も考えてもええんではないか。
どうも、議論や発想が極端過ぎるように思う。
GoToも継続か中止かとか一部地域を中止だけじゃのうて、人出や移動を抑制するやり方だって考えられるだろう。
ハンコもなんでもかんでもダメじゃのうてもよかろう。
0か1じゃのうて、いわゆる「程々」って感じがいちばんしっくりくるんだけど。
遅ればせながら、高嶋哲夫著「首都感染」を読んだ。
20XX年中国雲南省で致死率60%の強毒性インフルエンザウィルスが出現、中国当局の封じ込めも破綻し、
恐怖の殺人ウィルスが検疫を通り越して日本に侵入、東京に感染者及び死者が激増した。
生き残りを賭けて空前絶後の東京封鎖によるウィルスとの闘いを描いた小説である。
現実の新型コロナウィルスは弱毒性と言われており殺人的ではないものの死者も出ているなか、まだ収束の兆しも見えない。
この小説が出版されたのは2010年、多少デフォルメちっくかもしれないが、今の状況を見通していたのではないかということに驚く。
庭に幾本かの苗木を植え、ハーブや花の球根も植えてはいるけど育つのに時間もかかる。
その間、開墾するばっかしじゃなんだし、とイチゴの苗も植えた。
上手く育てば来年の初夏には実がなるかもしれず、こうした短期的な楽しみもあってええかなと。
開墾の七つ道具、石や岩を掘り返してフルイにかけて土だけ埋め戻す、実に地道で過酷な作業の繰り返し。
移住する前、新居では庭で木刀でも振って心身を鍛えようかなどと話していたのだが、毎週末ツルハシを振るうはめになるとは思ってもみんかった。
右手首が腱鞘炎気味ではあるが、ツルハシ振るうんも意外に心身の鍛錬になりそうなのである。